一宮町の一宮海水浴場が19日オープンし、恒例の「南九十九里はまぐり祭り」が開催された。来場した子どもたちは、ハマグリ拾いのイベントに夢中になり、房総の夏を満喫した。

 はまぐり祭りは、海開きに合わせて一宮町観光協会が毎年、同海水浴場で主催している。ハマグリ拾いに参加した子どもたちは、砂浜にまかれた大粒めがけて一斉にダッシュ。箸を使ったハマグリのつまみ取りイベントも盛況だった。
 ゲットしたハマグリを会場で焼いて味わった千葉市稲毛区の小学4年生、赤峰陸飛さん(9)は「おいしい。夏休みはかき氷を食べたい」と笑顔。同協会の吉野繁徳会長(77)は「一宮町に観光に来て、広大な太平洋と自然を感じて」と呼びかけた。
 同海水浴場の開設は8月24日まで。
(武内博志)
編集部おすすめ