子どもたちに地域がにぎわう“祭り”の楽しさをつなげようと「ドラゴン屋台横丁」が19日、市原市の千葉銀行辰巳台支店に隣接する市民広場で始まり、夏休み初日とあって家族連れらでにぎわった。
 実行委員会(赤坂亜聖委員長)が主催し、今年で3回目。
会場の辰巳台地区は地域で半世紀続いた祭りが終了。少子高齢化もあり今後の地域活性化が課題となる中、近隣市などで人気の屋台イベントに発想を得て企画された。鉄道延伸区間の駅予定地だった広場の活用策の一つでもある。過去2回とも期間中1万人が来場するなど、夏の風物詩として定着しつつある。
 市内などの飲食店の屋台19店やキッチンカー10台が集結し、今年から子ども向けの縁日ブースが充実。家族連れらがステージイベントなどを楽しみながら、夜まで屋台グルメに舌鼓を打った。イベントはきょうまで。午後1時~同10時。
(佐藤大介)
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