第27回参院選はきょう20日に投票が行われ、即日開票される。千葉選挙区(改選数3)には過去最多の16人が立候補し、物価高騰対策や政治とカネ問題への対応などを争点にして、17日間の激しい戦いを繰り広げた。
与野党の幹部が相次ぎ千葉県内入りし、支持を呼びかけた夏の政治決戦に千葉県525万人の有権者の審判が下る。
(小野洋)
 県選挙管理委員会が19日に発表した当日有権者数(見込み)は、在外を含め525万138人(男259万5249人、女265万4889人)で、前回参院選と比べて約1万1300人減った。
 千葉選挙区の投票率は、前回2022年が50・01%、前々回19年は45・28%で、計26回全てで全国平均を下回っている。昨年10月の衆院選(小選挙区)も52・14%と全国平均以下で、低調な状態が続いている。今回の参院選投票日は、異例の3連休中日にあたることから、県選管は期日前投票の積極活用を呼びかけた。
 投票は20日午前7時から午後8時まで(館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町は午後6時まで)、県内1500カ所で行われ、午後8時から順次開票が始まる。
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