鴨川市は、市立田原認定こども園で、調理用のポリエチレン手袋片が混入した給食を提供する事案が17日に起きたと発表した。園児が違和感を覚えて口から出したことで発覚した。
健康被害の報告はない。
 市子ども支援課によると、混入した手袋片は約1センチで、トンカツとともに提供した。同園職員が子どもでも食べやすいサイズにしようと、キッチンばさみでトンカツを切っていた際に、誤って手袋の先も切ったことが原因とみられる。
 給食は2、3歳児計10人に提供され、うち2歳児1人が手袋片を口から出した。保育教諭らが園児たちの口の中や給食を確認したところ、他に混入はなかった。
 同園は保護者らに経緯を説明した。同課は「このようなことが起こらないよう調理の手順など安全管理の徹底を図る」としている。
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