参院選は20日投票が行われ、過去最多の16人が立候補した千葉選挙区(改選数3)では、3選を狙った自民党現職の元国交副大臣、豊田俊郎氏(72)の落選が確実となった。自民は2013年から4回連続で確保してきた2議席を死守できなかった。

 豊田氏は公明からの支援を受け、土地問題の専門家として空き家対策などを訴えた。石破茂首相(自民総裁)や派閥会長の麻生太郎最高顧問らが応援に駆け付け、街頭活動を重ねて巻き返しに奔走したが、議席を失った。
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