『DUNE/デューン 砂の惑星』レビュー:この衝撃作に乗り遅れるな!今ならまだ第一世になれる

『DUNE/デューン 砂の惑星』レビュー:この衝撃作に乗り遅れるな!今ならまだ第一世になれる
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■橋本淳の「おこがまシネマ」

どうも、橋本淳です。

92回目の更新、今回もどうぞよろしくお願いいたします。

立ち合ってしまった。。

座席から立てなくなる。そんな体験を先日私もしてきました。伝説に立ち会う。アニメや劇的な表現に聞こえるかもしれませんが、それくらい新しくそれくらい大きなものに出会ってしまった。大作には期待して映画館に向かいますが、予想より遥か高みを提供されるとここまでのモノをいただけるのかと、、

もう、なんなんでしょうか。武者震いまでしましたし、映画館で拍手までしてしまいましたよ。こんな枕の文章なんていらないから、早くご紹介を。

今回はコチラをご紹介します。

『DUNE/デューン 砂の惑星』

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伝説が始まった。

映画館で鑑賞直後、そう思ってしまった。

始まってしまった、始まりを目撃してしまった、神様ありがとう。そう思わざるを得ないほどの衝撃。

「スターウォーズ 」第一世代ではない私は、もちろんファンではあるけれども、第一世代のあの熱量はなんなのかね、盛り上がりかたがエゲツない羨ましいけど、、と思っていたが、それが今理解出来た。

こんな衝撃に立ち合ったら、そりゃ、毎度盛り上がりますわね。「DUNE」は今作の興行次第で次回作の製作が決まるという道をとっていたのですが、見事2023年にPART2が公開されると先日発表されました。世界的大ヒットなので当然といえば当然ですね。(世界は盛り上がっているのに、我が国、日本ではランキング上位にも入らない、、と言う事実に驚きと不安。)

『DUNE/デューン 砂の惑星』レビュー:この衝撃作に乗り遅れるな!今ならまだ第一世になれる

どれほどの衝撃を感じたかと言いますと。あんなに僕らを盛り上げてくれていた「スターウォーズ シリーズ」「marvel」作品たちが、もはや過去のものと感じてしまうほどの、2020年代いやこれからを代表するSF超大作が誕生した。

世間の反応を見ると賛否様々あるのですが、、(私個人としては賛しかないので、反対の意見があるのは少々そちらにも衝撃。そういった方には是非、この作品が持つ魅力を最大限に感じれる池袋か大阪のIMAXでご覧ください。そうでなければ、この作品は語ってはいけない、、フルサイズかそうでないかは、それくらい違います)

(※こちらのページでその違いを↓https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1358/143/amp.index.html)

1965年にフランク・ハーバードが生み出した全世界のSF作品のバイブルである小説の映画化。すでに1980年代にデビット・リンチ監督が映画化をしていたり、アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化を試みていたり(こちらは企画が通らずに中止)SF界に影響を与え続けている作品。

宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』をはじめ、「スターウォーズ 」や「ターミネーター」など有名な作品たちにも影響を与えているほど。

「ナウシカ」の世界観や蝿のような音を立てる乗り物だったり、ジェダイの能力だったり、サラコナーの生きる荒廃した世界であったり、そのアイデア達はすべて「DUNE」から影響を与えられていたことを知ると、そのすごさが分かる。

そんな超大作の監督を務めたのは、『プリズナーズ』『複製された男』『ボーダーライン』『メッセージ』『ブレードランナー2049』などを手掛けた、世界的に活躍するドゥニ・ヴィルヌーヴ。

監督自身、「DUNE」を映画化するのは僕の夢だと語っているほどのファンであり、熱望していた。その思いがこの上ないタイミングでハマり、レジェンダリー・ピクチャーズと組んで映画化するという流れにトントンと進んだ。

ドゥニ監督は、主人公のポールにはこの人しかいない、この人が無理ならこの映画は無理だと豪語するほど唯一無二の存在の俳優を配置。

その俳優とは、今や若手No. 1のティモシー・シャラメ。彼の持つ中性的で知的で繊細な雰囲気がポールにぴたりと。

『DUNE/デューン 砂の惑星』レビュー:この衝撃作に乗り遅れるな!今ならまだ第一世になれる

他の出演者もスターばかりでしかもピッタリの配役。レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョッシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ほかにもクセや味のある俳優陣。

デビット・リンチの作品を観たドゥニ監督は、「僕が好きなことが何一つ表現されていない!」と憤慨したそうで、今回は存分にドゥニの解釈や世界観が盛り込まれている。

まずは構成力。たしかにストーリー自体は進んでいないのだが、進まないのに物語や人物への観客の求心力がすさまじい。

世界観の説明は一切廃し、当然知っていることだと思うから進んでいくよ、とズンズン進んでいく小旗を持つガイドのように観客を先導し扇動する。(私は鑑賞前にYouTubeで予習動画をさらっと見たので、ポールの出自や、各家の確執、ベネ・ゲセリットがどう政治に関与しているのか、など知っておいたので、助かりました)

いちいち説明していたら、尺に収まらないし、何より作品が下品になる。だもんで、説明は最小限で進んでいく。ポールの感情を中心に描かれるが、無駄なセリフ、シーンがひとつもなく、観客は想像力を最大限に利用しながら、目の前の砂漠の星を共に並走していく。

『DUNE/デューン 砂の惑星』レビュー:この衝撃作に乗り遅れるな!今ならまだ第一世になれる

いつも言っているのですが、鑑賞ではなく、これは体験です。

飽きることのないあっという間の2時間半。体感は30分ないくらい、、トイレも行かずに、そのままPART2を観れるほどの没入感で驚きました。(また撮影もしてないですが)

何を言っても稚拙になってしまうので、これは観てもらうほかないので、是非とも観ていただきたい。

配信を待つ?
映画館なんて行かないで家で見たい?

何を寝ぼけているのですか!

こんな体験が目の前にあるのに、伝説の幕開けがすぐそこにあるのに、何をしているんだ。今こそ目を覚ます時です。こんなこと人生で二度とないですよっ!本当に!と多くの方に後悔しないでもらいたい。

これを逃すと、「DUNE」第一世代になれずにこの先何十年と乗り遅れる人生になることを、わかってほしい。

これは過言でもなんでもなく、世界から遅れをとっているのは事実。日本のエンタメ業界のためにも、こういった芸術文化にしっかりアンテナを立てて、キャッチしてほしい。

そんな願いも込めて、紹介いたします。

時間は有限なのです。だから熱を込めて。

それでは、今回も、おこがましくも紹介させていただきました。

(文:橋本淳)

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--{『DUNE/砂の惑星』作品情報}--

『DUNE/デューン 砂の惑星』作品情報

【あらすじ】
人類が地球以外の惑星に移住し、宇宙帝国を築いていた西暦1万190年、1つの惑星を1つの大領家が治める厳格な身分制度が敷かれる中、レト・アトレイデス公爵は通称デューンと呼ばれる砂漠の惑星アラキスを治めることになった。アラキスは抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の生産地であるため、アトレイデス家に莫大な利益をもたらすはずだった。しかし、デューンに乗り込んだレト公爵を待っていたのはメランジの採掘権を持つハルコンネン家と皇帝が結託した陰謀だった。やがてレト公爵は殺され、妻のジェシカと息子のポールも命を狙われることとなる。

【予告編】


【基本情報】
キャスト:ティモシー・シャラメ/レベッカ・ファーガソン/オスカー・アイザック/ジョシュ・ブローリン/ステラン・スカルスガルド/ゼンデイヤ/シャーロット・ランプリング/ジェイソン・モモア/ハビエル・バルデム ほか

原作:フランク・ハーバート

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

脚本:エリック・ロス/ジョン・スペイツ/ドゥニ・ヴィルヌーヴ

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