君島大空の合奏形態によるツアーが開催決定。12月から東名阪を...の画像はこちら >>



Text by CINRA編集部



君島大空のライブツアー『君島大空 合奏形態 夜会ツアー2024~2025 笑う亀裂』が開催される。



昨年12月以来の合奏形態でのツアーとなる同ツアーでは、12月4日に名古屋のTHE BOTTOM LINE、12月5日に大阪の味園ユニバース、1月29日にLINE CUBE SHIBUYAを巡る。

合奏形態のメンバーは君島をはじめ、西田修大(Gt)、新井和輝(Ba)、石若駿(Dr)。



チケットのオフィシャル先行予約は本日9月10日17:00から受付中。9月16日23:59まで受け付ける。



【君島大空のコメント】



—ツアーへ向けて、君島大空より—



合奏が始まって早五年が経ちました。



私は(嫌々ながらに言葉を借りて言えば)ソロアーティストとして、サポートメンバーとして、という言い方や捉え方が好きではなく 合奏形態に関してもトリオ編成に関しても、頑なに同じメンバーで演奏をしてきました。思春期を超えてからの青春が私にとっての合奏、自発的に作れた場所だと思っています。今回のツアーは一つの区切りになるような気がしております。それは後暗い意味合いではなく、ここから始まる世界に胸をときめかせています。私としては今までで一番大きな規模のツアーになります。こぞってお越しいただけたらと思っています。いい冬を見ましょう。



—笑う亀裂へ—



夕刻を一つずつ停留所に置いていくようだ



背後に扉を開きながら歩けるように



時間の継ぎ目で沢山息を吸って



しばらくそこにいたことも覚えていられるように



体温は一向に燃え落ちない糸の食い込んだ一本の指先の赤みの薄暗さに抱きしめられ



自作自演の幻を焼き尽くす痛みは理不尽な生命速度に加担していく



まだ光は皮肉な全ての手前の夜の中で身じろぎしている



君の前に立つ扉に神様が鍵をかけ忘れたことを祈って



おれは羽根を全部燃やす

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