「ホオジロザメ」と称された ?! ポルシェのレジェンドマシンに実施された改造

「ホオジロザメ」と称された ?! ポルシェのレジェンドマシンに実施された改造
この記事は『限界になっていたポルシェ935のエンジンパフォーマンス│解決方法はどのように?』の続きです。

さらに彼らは、ルールを逆手にとった改造にも手を染めることになる。このシーズンに先立ち、パフォーマンスの劣るBMWを救済することを主な目的として、フロアの高さを75mm持ち上げることを容認する規則が制定された。これにより、フロント・エンジンのモデルは排気系を床下に収納できたが、リア・エンジンのポルシェまでがこのルールの恩恵に浴するとは誰にも想像できなかったようだ。
 
ジンガーはニューモデルのフロアを75mm持ち上げたうえで、ボディ構造のすべてを同じ分だけ地面に近づけたのである。このおかげでエアロダイナミクスと重心高が大幅に改善。しかも、FIAの車検委員はこれを合法と認めたのである。
 
これ以外にも様々な改良が実施されるいっぽう、ボディカウルは前後に大きく延長され、フロントには2基の水冷式インタークーラーが搭載された。同様にリアウィング内にも2基のラジエターが組み込まれたが、こちらはエンジンヘッドを冷却するのが目的だった。
 
ところで、ヴァイザッハの風洞施設で行った集中的な空力開発の結果、前後フェンダーの間を直線的に結ぶボディワークが提案され、1977年3月にポールリカールで行われたテストではこのボディ形状が用いられた。

「ホオジロザメ」と称された ?! ポルシェのレジェンドマシンに実施された改造

 
この前衛的なボディカウルはFIAの検査もパスしたが、最終的に開発陣はドア部分ではオリジナル形状のまま残すことを決める。それでも935/78のCd値は0.38をマーク。これはロングテールの917に匹敵する数値だった。

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2020年5月12日の経済記事

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