車売却でよくある減額トラブルとは?応じるしかないの?
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■車買取の契約で気を付けて対処したい「減額」に関する交渉

契約が成立したものは、基本的にその内容が確定しているものだと思うのが一般的です。しかし、車買取の契約が成立した後、減額されるというトラブルが発生しています。その話を聞くと、利用をためらう気持ちが出てくるのは当然でしょう。

  • 実際、どれくらい減額トラブルは起きているの?
  • 減額される時は、買取店になんと言われるの?
  • もし減額されてしまったらどうしたらいいのか知りたい

この記事では、なぜ減額交渉が起きてしまうのかを解説。実際にトラブルに巻き込まれた人の口コミをご紹介します。その上で、トラブルに巻き込まれた時の対処法もご紹介していきます。最後まで読めば、万が一の時にも落ち着いて対応することが可能になるでしょう。

●契約成立後の減額トラブルは意外とある

クルマを売る時、真っ先に買取店が頭に浮かぶ人は多いはずです。理由は「高く買い取ってくれそう」というものが大半。しかし、契約成立後に減額されてしまうケースがあるのです。ここでは、契約成立後に減額されてしまった人の口コミをご紹介します。

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Twitterに投稿されている口コミを確認すると、減額被害に遭っている人がいることがわかります。

ただ、契約成立後の減額は、一部買取業者によっておこなわれている行為であることが分かります。実際に、減額はどのタイミングで伝えられるのか、次章で詳しくご紹介していきます。

●減額が伝えられるタイミングはいつ?

売買契約後に減額と聞くと「車両を引き渡さなければいいのでは」と思う人もいるでしょう。しかし、減額が伝えられるのは車両の引き渡しが終わったあと。タイミングとしては、車両の引き渡しが終わって、買取代金が振り込まれる前のようです。

契約日に車両の引き渡しが済んでいれば、翌日であっても車両は手元にありません。車両を引き上げた後、なんらかの理由をつけて減額を言い渡す手口が多いようです。

●減額の理由に挙げられるもの


減額の被害に遭った人の多くが、契約後にその車両になんらかの不具合が生じたことを理由にされています。売買契約後の減額は、主に以下の理由を挙げられることが多いようです。

  • 修復歴が見つかった
  • 機関系トラブル
  • 水没歴など
  • それぞれ、どんなことを言われるのかご紹介します。

    「修復歴が見つかった」というケース

    口コミの中で最も多かったのが、引取後に修復歴が見つかったというもの。修復歴というのは、クルマの骨格部分を交換または修理していることを指します。

    つまり、大きな事故を起こして修理した歴があることを意味します。査定時には見つけられず、引取後に修復歴が見つかったと言われるケースが多いようです。

    もちろん、身に覚えがあれば修理した事実は査定時に話しているはず。あるいは、査定で修復歴があることを確認しているはずです。それにもかかわらず、修復歴が見つかったために減額を言い渡されてしまうのです。

    「機関系トラブル」のケース

    次に多いのが、エンジンや足回りなど、機関系にトラブルが見つかったというもの。「試乗したらエンジンの調子が悪かった」「足回りがガタついている」などの理由を挙げ、減額を迫るケースが多いのです。

    査定時に試乗することはめったにないため、気づかなかったと業者は主張することが多いようです。

    「水没歴があった」というケース

    大雨や台風により、クルマが水没してしまうケースは多々あります。こうした不具合が見つかったと、後々になって伝えてくるトラブルも多いようです。電装部品が水没していれば、車両の外部から確認することはできません。その点を理由に、減額を迫るようです。

    ●減額が伝えられたら応じなければいけない?

    減額される額は意外と大きく、口コミの中には数十万の減額を伝えられた人もいました。実際に減額を伝えられたら応じなければいけないのか、心配になる人も多いはず。

    先に結論をお伝えすると、基本的に減額に応じる必要はありません。しかし、中には減額に応じなければいけないケースもあるので、詳しく解説します。

    ●基本的に減額に応じる必要はない

    ほとんどの場合、売買契約後に減額を伝えられても応じる必要はありません。クルマの査定は修復歴や不具合を確認するための時間であり、プロの査定士がクルマをチェックしているはず。もしそこで不具合を見つけられなかったのであれば、それは買取業者側の責任です。

    機関トラブルや水没歴についても同様で、査定時に見つけられなかった買取業者に責任があります。契約は双方が内容に納得して成立しているため、一方的な減額には応じる必要がありません。減額トラブルが起きた時の対処法は、次章でご紹介します。

    ●修復歴等を隠していた場合は減額に応じる必要がある

    減額に応じなければいけないのが、修復歴等を故意に隠していた場合。具体的には、査定前や査定時に、いくつか質問に答えるシーンがあります。その中に「修復歴や事故歴はありますか?」というものがあり、嘘をついて売買契約を交わした時がこれに該当します。査定項目には、所有者から与えられる情報も含まれます。

    そこで「修復歴や事故歴はない」と伝えれば、その内容を前提に契約が成立するのです。そのため、後々嘘が発覚した時「瑕疵担保責任」というものに問われる可能性があるのです。これは「契約後に重大な欠陥が発覚した時、契約自体を破棄できる」というもの。それに従い、買取業者は契約を破棄することが可能。そのため、減額または契約の破棄を伝えられたら、どちらかに応じる必要があるのです。

    基本的には、減額を伝えられても応じる必要はありません。ただし、査定時に嘘をついて契約した場合は応じる必要があります。中古車を購入していて、修復歴などがよくわからない場合は、その旨を正直に伝えましょう。

    査定員は「修復歴があるかもしれない」という前提で査定を行うため、トラブルを未然に防ぐことが可能です。嘘をつくのは相手を騙す行為になるので、絶対にやめましょう。

    ●減額トラブルが起きたらどうしたらいい?


    もし、売買契約後に減額を伝えられたら、落ち着いて行動することが大事です。前章でご紹介した「瑕疵担保責任」に該当しないようなら、買取業者に対して毅然とした態度で対応するようにしましょう。

    ステップ1.減額理由を明確にしてもらう

    まずはじめに、減額の理由を明確にしてもらいましょう。後々大事な証拠になるので、しっかりと確認することをおすすめします。どんな不具合が見つかって、いくらの減額になるのかをハッキリさせることが大事です。

    修復歴が見つかったと言われた場合、どこにどんな不具合が見つかったのかを確認しましょう。水没車だったと言われた場合、どの箇所が水没しているのかをしっかり聞きましょう。機関系トラブルがあったと言われた場合、どこが壊れているのかを確認します。

    ハッキリ不具合箇所を言わない場合、減額のために買取業者が嘘をついている可能性があります。可能なら、減額理由を書面で提出してもらうこともおすすめ。物的な証拠となるため、トラブル解決の役に立ちます。

    ステップ2.契約のキャンセルを申し出る

    次に、どうしても減額になると言われた場合、契約のキャンセルを申し出ましょう。査定時に不具合を見落としているなら、それは買取業者の責任です。まずはその点を伝え、「それでも減額になるなら無料で契約をキャンセルしたい」と伝えます。

    買取業者が不具合を見落とした結果のキャンセルなら、キャンセル料はかからないはず。しかし中には「キャンセル料がかかる」と一歩も引かない買取業者も存在します。

    トラブルに遭った人の中には、数十万円のキャンセル料を請求された人もいるため、そのようなケースがあることも予想しておきましょう。無料のキャンセルにも応じてくれない、キャンセル料を請求されるなどの場合、最後の手段を講じます。

    ステップ3.消費生活センターへ相談

    一方的な減額を伝えられた上、キャンセルにも応じてくれない場合、当事者同士の話し合いで問題が解決することはありません。事態がここまで発展してしまった場合、消費生活センターに相談することをおすすめします。消費生活センターというのは「独立行政法人国民生活センター」が運営する相談窓口です。消費生活全般のトラブル相談を受け付けており、車査定における減額トラブルも相談できます。

    相談窓口は、一般電話も携帯電話も同じ「188」にダイヤルするだけ。最寄りの都道府県にある、消費生活相談窓口を案内してくれます。窓口の相談員は、トラブルの対処に慣れたプロばかり。今までの経緯を話せば、適切なアドバイスをしてくれます。必要であれば、買取業者に直接連絡してくれることもあるのです。トラブルに遭った人の中には、相談窓口に連絡して無事にトラブルを解決した人もいます。

    もし減額トラブルに遭ったら、本記事でご紹介している内容を思い出し、しっかりと対処しましょう。

    ●減額トラブルを回避する方法


    トラブルに遭った時の対処法は大事ですが、そもそも「トラブルに遭わないようにする」ことが一番確実です。本章では、減額トラブルを回避する4つの方法をわかりやすくご紹介していきます。

  • クルマについて知っていることはすべて話す
  • 査定を受ける時は複数人で対応する
  • 減額しない買取業者を選ぶ
  • 複数社の査定を受ける
  • ポイントとなるのは「安心できる買取業者を選ぶこと」と「証拠をしっかり残すこと」の2つです。それぞれのポイントについて、わかりやすく解説していきます。

    ●クルマについて知っていることはすべて話す

    減額に応じるかどうかは「瑕疵担保責任の有無」がカギです。すでにお伝えしましたが、故意に修復歴や事故歴を黙って売った場合、瑕疵担保責任が問われます。その結果、減額を受け入れる必要が出てきてしまうのです。それを回避するために、査定時に問われた質問にはすべて正直に答えましょう。

    中古車で購入して修復歴や事故歴がわからない場合は、その旨を正直に伝えます。しっかりと「中古車で購入したので修復歴などはわかりません」と伝えることで、査定員はその情報を前提に査定します。

    双方同意の上で売買契約を交わした場合、後から修復歴や事故歴が判明したとしても責任は買取業者にあります。クルマについて知っていることをすべて話すのは、こうしたトラブル回避に繋がるからです。

    ●査定を受ける時は複数人で対応する

    自分以外にも査定に立ち会える人がいる場合、複数人で査定を受けることをおすすめします。査定員と一対一になると、後々トラブルが起きた時に証人がいません。複数人で査定に立ち会えば、こうした時に証人となってもらえるのです。その場で減額しないことを確認し、証人がいる状態で約束を取り付けるようにしましょう。

    また、複数人いれば強引な営業に遭いにくいなどのメリットもあります。買取店で査定を受ける場合、家族の人に付いてきてもらうことをおすすめします。出張査定の場合も、家族の人に査定時に立ち会ってもらうよう交渉しておきましょう。

    ●減額しない買取業者を選ぶ

    最も安心できるのが、そもそも減額しない買取業者を選ぶことです。車買取業界には「JADRI」という団体があります。これは「日本自動車流通研究所」と呼ばれる団体で、業界の健全化を目的に設立された団体です。

    JADRIには、中小問わず多数の買取業者が参加しています。この団体の特徴は、「再査定による減額」を明確に禁止している点。つまり、JADRIに参加している買取業者を選べば、減額トラブルに巻き込まる心配がないのです。

    また「高額なキャンセル料の請求」も禁止しているため、万が一キャンセルになっても安心です。こうした団体はJADRIの他にも、「JPUC」というものがあります。これは「一般社団法人日本自動車購入協会」のことで、同じく業界の健全化を目的としています。

    JPUCの方が、消費者に寄り添った団体となっています。その理由は、車売却消費者相談室というものを設置しているから。これは、中古車買取において、トラブルが起きた時に相談できる窓口なのです。もし、減額トラブルに巻き込まれてしまったら、消費生活相談窓口の他にも、JPUCの窓口利用も検討してみましょう。

    カーセブンやオートバックスなどは、自ら減額しないことを公言しており、実際に減額の話を聞いたことがありません。

    カーセブンやオートバックスを選択するのも手です。

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    車買取業者のオススメについては「【2022年最新版】車買取店の評判とおすすめランキング決定版」をご確認ください。

    複数社の査定を受ける

    減額トラブルを起こす買取業者は、1社だけずば抜けて査定額が高いという特徴があります。査定額が他社より高ければ、当然成約率が上がります。まずは高額査定で契約を取り、成立後に減額するのです。

    結果的に他社より安い金額になるため、最初の査定額は高くしても買取業者は痛くも痒くもないのです。このような買取業者を見分けるため、査定は複数社で受けることをおすすめします。たとえば、5社で査定を受ければ各社の査定額はおおむね横並びになります。

    その中で、1社だけ高い査定額を提示してきたら注意しましょう。一般的に、買取業者は3社以上を競合させると査定額が上がります。しかし限界はあるため、最終的には各社横並びの査定額になるのです。それよりも10万円以上高い値段を提示してきたら、減額の可能性があると言えます。

    複数社の査定は「車一括査定」が便利です。中でもオススメなのが「カーセンサー」です。

    車一括査定のオススメについては「【2022年最新】車一括査定のおすすめランキング決定版!6サイトを徹底比較」をご確認ください。

    まとめ

    クルマを売るなら、できるだけ高く売りたいのは誰もが思うことです。買取業者各社も、高価買取のためにさまざまな企業努力をしています。しかし中には、他社より高い査定額で契約を取り、後々減額する悪質な業者も存在します。

    こうした買取業者は利用しないのが一番です。しかし、見破るのは中々難しいのが現状。そこで、本記事でご紹介している内容を参考に、トラブル対処法をしっかり身に着けておきましょう。

    万が一の相談場所を知っておけば、プロのアドバイスを受けてトラブル解決に動き出せます。また、複数社の査定を受けるなどの対策を取れば、1社だけ高い査定額を提示した業者は怪しいことが分かります。契約前は、クルマに関して知っている事故歴や修復歴はすべて話し、それでも減額しないのか確認を取って契約しましょう。

    必要事項をすべて伝えた上での減額は、買取業者の落ち度として認められません。しかし、高く売りたい一心で、修復歴などを隠して契約してしまうと、減額に応じる必要があります。くれぐれも、安易な嘘をついて瑕疵担保責任を問われないように注意してください。

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