マツダが直列6気筒エンジンと、そのエンジンを縦置きする新型プラットフォームを開発していることは知られています。
ラージ商品群と呼ばれる、そのバリエーションとして4気筒エンジンを縦置きしたプラグインハイブリッドを登場させることも以前からアナウンスされていました。
そして、このたびプラグインハイブリッドの量産モデルであるミドル級SUV「CX-60」が欧州で先行発表されました。電動化が必須の欧州市場に先行投入することは自然な流れといえますが、CX-60については日本でも発売されることが公言されています。
ここでは、国産車のプラグインハイブリッドとしてライバルとなるであろうモデル「トヨタRAV4 PHV」「三菱アウトランダーPHEV」と比較しつつ、CX-60の日本での位置づけを考察してみましょう。
●電動パワートレインの考え方は三社三様三菱自動車のアウトランダーPHEVはバンパーが20kWhと大きい。価格帯は462万1100円~532万700円CX-60のパワートレインについては公表されている情報を整理すると、2.5L4気筒ガソリンエンジン+8速AT+モーターとなります。
4WD仕様を用意するのかどうかは不明ですが、4WDにするとしてもトランスミッションからフロントにプロペラシャフトで駆動力をデリバリーする設計となっていることがメカニズムの画像からわかります。