■軽最大級を誇る広大なラゲッジスペースを有効活用

バスコン、バンコン、軽キャンパーまで多彩なオリジナルキャンパーを手がけるマリナ’RV。

早くも新型ダイハツアトレーをベースとした軽キャンパーの「キャビンⅡミニ BASE」を出展していました。

新型アトレーは、全車4ナンバー化されたこともあり、軽自動車最大級といえるラゲッジスペース(VDA:1275L)を誇っています。

マリナ’RVの「キャビンⅡミニ BASE」

マリナ’RVの「キャビンⅡミニ」は、大人2人がゆったり就寝できるベッドマットを備え、快適な車中泊に対応する軽キャンパー。マットレスは、標準のビニールレザーをはじめ、オプションでファブリックを用意。

アトレーベースの広いラゲッジスペースを享受できる

マットレスのカラーも好みに応じて選択できます。ニーズに応じてギャレーやテーブル、スポットライト、室内灯(LED)、フリップダウンモニター、シェード、天井防音断熱加工、外部電源などから選択できます。

今回の展示車両には、アウトドア派に人気のJackery製ポータブル電源を備え、車内だけでなく、キャンプ場やフィールドで家電が使えるようになっています。

ポータブル電源を搭載した展示車

ベースの新型アトレーには筆者も試乗済みで、「DNGA」化された新開発のプラットフォームをはじめ、FR用CVTの採用などにより走りの質感が大きく向上したのを確認しています。

先代と比べると、静粛性や乗り心地が大きく改善していて、軽商用バン離れしたレベルにまで引き上げられています。

LEDや脱着式テーブルを備えた展示車両

さらに、先述したように、クラス最大級のラゲッジスペースを備えていて、軽キャンパーのベースとして定番となっているスズキ・エブリイに強烈な対抗馬が登場したともいえます。エブリイ、新型アトレーという魅力的なベース車から選択できるようになり、軽キャンパーのユーザーや潜在オーナーにとって朗報といえそうです。

●展示車両の装着装備品(オプション含む):ポータブルバッテリー(1000W)、ソーラーシステム(150W)、正弦波インバーター、室内灯LED、システムキャリアセット、外部入力コンセント、カーフィルム、快適マット、スピーカー(JBL)、切替リレー、オーバーヘッドラック、メモリーナビ(7型)、バックカメラ・ETC、ドライブレコーダー(前後)、リヤモニター(16インチ)、3ウェイテーブル、14インチアルミホイール&タイヤなど

●車両本体価格:264万円

●展示車両価格:392万9680円

(文/写真 塚田勝弘