御存知の通り、少子高齢化に於ける移動手段の不足が、多くの地方自治体で問題となっています。
実証中に於ける送迎の1シーン高齢化で運転が困難になってもそれほど不便にならないのは、公共交通機関が発達している大都市くらいのもので、それ以外の地域の多くは移動手段が脆弱にもかかわらず、高齢者による事故が散見されることもあり、「歳を取ったら運転免許返納すべきでは?」という風潮にもなっています。
しかし、いざ運転ができなくなる生活を思うと、買いものは? 通院は? いま高齢を自認しながら運転しているひとの中には「自分もいつ事故を起こすかもわからないから、本当はクルマも免許も手放したい」と、やむを得ず運転している人もいるのではないでしょうか。
いっぽう、自治体は自治体で、公共交通機関をなかなか充実させられずにいるのが現状です。都会と異なり、空きのタクシーを流しているわけじゃなし。駅は遠いし、利用者減でバスは赤字路線廃止…悩みは尽きません。
●ダイハツ版・少子高齢化への解決策誕生この問題の解決に挑む自動車メーカーはいくつかありますが、ダイハツ工業の取り組みはひと味違います。
「ゴイッショ」登場!(2020年)4月22日、ダイハツ工業が、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の販売開始を発表。
といっても、その対象は、ダイハツ車ユーザーでもなければダイハツ以外のクルマユーザーといった個人ではない、地方自治体です。