スマホでポチッと買い物した商品が明日には届くのが当たり前になった現在、その裏では物流への期待と負担が大きく高まっています。
ジャパントラックショー2022ミシュランブースそのために、トラック輸送が大活躍しているのは明らかでありますが、自宅まで届けてくれるのが自転車やバイク、小型トラックにしろ、それらすべての商品は最終的にはタイヤの上に載っかってくると考えると、いかにタイヤが物流を支えているか、想像するとすごいスケール。ある意味感慨深いですね。
ミシュランは、ジャパントラックショー2022において、それらの負担を軽減し、省力化できる技術や仕組みを展示しています。
タイヤに搭載されるRFIDまずは、「RFID」内蔵タイヤ。「RFID」とは電波を用いて個別のタグが付けられた商品などを管理する仕組みです。ミシュランでは2024年には生産するすべてのタイヤ、トラックや自動車用はもちろん、2輪も建機用なども含めて全部にこの「RFID」を搭載すると発表しています。
EFIDモデュールとコイル状のアンテナで構成されるミシュランで搭載する「RFID」は非常に小さなチップにアンテナが巻き付けられた状態のもので、サイドウォール部分に埋め込まれるそうです。黒いモジュール部分の大きさは1×1×6mm、アンテナを含めた状態で爪楊枝より少しスリムかな、というサイズ感です。