自動車各社が自社の安全技術にネーミングを付けて消費者に判り易くアピールするようになりました。
日産の場合は、以前から同社が展開している「SAFETY SHIELD(セーフティ・シールド)」がそれに当たります。
(出展 日産自動車)
その中で、いわゆる「ぶつからないクルマ」としての主機能は「エマージェンシー・ブレーキ」が担っており、フロントに配置したカメラが前方の車両や歩行者の有無を検知します。
(出展 日産自動車)
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走行速度が約10~80km/hの範囲で衝突の可能性が高まると、メーター内のディスプレイ表示やブザーによりドライバーに回避操作を促し、ドライバーが安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、もしくは衝突時の被害や傷害を軽減。
その他にも車線逸脱警報(LDW)、後側方車両検知警報(BSW)、進入禁止標識検知、ふらつき警報、踏み間違い衝突防止アシストなどの機能が用意されており、これら全ての安全機能を備えているのがエクストレイルで、同車に次いで装備が充実しているのがセレナやノートとなっています。
「LDW」や「進入禁止標識検知」はフロントカメラで、「BSW」はリヤカメラで、「ふらつき警報」はハンドル操作で、「踏み間違い衝突防止アシスト」はソナーとアクセル操作でそれぞれセンシングしています。
特に「進入禁止標識検知」機能は近年増加している「逆走事故」防止への効果が期待出来そうです。
■日産エマージェンシーブレーキパッケージ
http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/safety_emergency.html
■日産セーフティサポート
http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/safety_support.html
【画像をご覧になりたい方はこちら】 http://clicccar.com/2015/07/18/318334/
画像付き元記事はこちら:【ぶつからないクルマ特集】日産の安全技術フル搭載車は「エクストレイル」!(http://clicccar.com/2015/07/21/318334/)