究極のプライベーター・武田ポルシェの全貌がこれだ!【OPTION 1983年6月号より】

究極のプライベーター・武田ポルシェの全貌がこれだ!【OPTION 1983年6月号より】

80年代前半、ショップカーではない、いちオーナーのプライベートマシンで注目されていたクルマで1番に思い浮かぶのは、日本初300km/hオーバーを記録した「光永パンテーラ」ですね(1982年2月号掲載)。

そして、次に強く記憶に刻まれているのが、この「武田ポルシェ」ではないでしょうか。ワークスをも凌ぐ勢いを持つ、この武田ポルシェの全貌を見てみましょう。

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最高速チャレンジャー・3.4Lスーパースペシャルの怪物 武田ポルシェRSR3.4
メインジェットのセッティングミス、それでも272.21km/hをマーク

最高速にチャレンジした武田ポルシェは、ファクトリー製レーシングカーをも上回るスーパーチューン。ノンターボとしては、世界最高峰の実力を持つストリートカーだ。そのチューニングの全貌を明かそう。

ポルシェのレーシングエンジンといえば、現在(83年)はターボが主流であり、メカニカルチューンの、いわゆるRSR用ユニットは、WRCラリー用やマイナーイベントでわずかに使用されているだけとなっている。ワークスのメカチューン開発も、74年以降はほとんど行われていない。

911用の空冷水平対向ユニットは、64年に1991ccで登場して以来、数々の改良と排気量アップが行われてきたが、この間に2回の大きな変革がある。

最初は68年8月のBシリーズ911から行われた、クランクケースをはじめとする主要エンジンパーツのマグネシウム合金化であり、2度めが3.3Lターボが登場した77年8月のLシリーズからのエンジンの全面改良だ。

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