日本は国別最多タイ金3個を含む8個のメダル獲得【クライミング世界ユース選手権2021】

 クライミング世界ユース選手権(ロシア・ヴォロネジ)は現地時間30日、10日間の全日程を終え、日本は各単種目において国別最多タイの金メダル3個を含む8個のメダルを獲得した。

 日本の金メダルは全てリード種目で、ユースA男子で上村悠樹、ユースB男子で安楽宙斗、ジュニア女子で久米乃ノ華が優勝を果たした。
ユース日本代表は2024年パリ五輪でボルダリングとリードの2種目複合が採用されることを見据え、1人の選手がその2種目に出場する兼任制で臨んだが、ジュニア男子の川又玲瑛、ユースB男子の安楽が両種目で表彰台に上がった。

 国別で見ると、日本はロシアと並んで最多タイの金メダル3個を獲得。ロシアは男子スピードの全カテゴリーで1位に立った。メダル合計数の最多はフランスの9個だった(いずれも単種目でのメダル数)。

 表彰台に立った選手も、そうでない選手も、今大会での経験はプラスに働くはずだ。若き日本代表選手たちのさらなる飛躍に期待したい。


<日本人メダリスト一覧>


安楽宙斗(ユースB男子)
 リード:金、ボルダリング:銀
上村悠樹(ユースA男子)
 リード:金
久米乃ノ華(ジュニア女子)
 リード:金
川又玲瑛(ジュニア男子)
 リード:銅、ボルダリング:銀
杉本侑翼(ユースB男子)
 スピード:銅
抜井美緒(ユースB女子)
 リード:銅

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