吉川明日論の半導体放談 第68回 フライト・シミュレーションと人間機長

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○ハドソン川の奇跡

ここしばらく業界ネタで何本かコラムを書いたが、我々を取り巻く状況が目まぐるしく変わるので、書いている最中に事態が次々と進展してしまうということがしばしばある。

しかしこのコラムは速報ニュースではないので、リアルタイムのニュース解説は現役の方々に任せて、今回は業界の関心事からちょっと身を引いて、過去にも何度かやった映画の紹介を絡めた話をしてみたい。

今回の映画は「ハドソン川の奇跡」(原題"Sully")である。あのクリント・イーストウッドが監督で、トム・ハンクスが主演の2016年リリースの大ヒット作である。エアラインや空港などを舞台にしたパニック映画は1つの人気ジャンルとして成立していて、過去にもいくつか名作がある。

私的にはAMD勤務時代に飛行機には嫌と言うほど乗ったし、空港にも通算するととんでもない時間を使っていたのでこうしたエアラインパニック系の映画は好きではないが、この映画だけは特別である。この映画はUSエアウェイズのフライトで2009年に実際に起こった事件を基に制作されている。2019年が事件後ちょうど10周年ということで、米国ではかなり盛り上がったらしい。監督のイーストウッドは、できるだけ写実性を高めるために同機種のエアバス一機を購入して撮影したという気合の入れようである。原題の"Sully"は機長のチェスリー・サレンバーガーのニックネームである。

○あらすじ(ネタバレ含む)...続きを読む

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