キンタロー。も被害、“ぶつかり男”はどのような罪に問われるのか

その他にも、“ぶつかり男”の故意又は過失が認められるようなケースでは、民事上の責任として、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償請求が可能となる余地があります。

――本件の対策や仮にこのような被害に遭った場合の対処法をお教えください。

このようなケースでは、“ぶつかり男”を追いかけて直接文句を言う、といった対処はおすすめできません。わざとぶつかってくるような危険な人物ですから、更に被害が拡大することに繋がりかねません。また、“ぶつかり男”に対して反撃行為に出たり金銭の要求を行うと、被害者の側が逆に罪に問われかねない事態になってしまう可能性があります。
次に読みたい関連記事「お笑いコンビ」のニュース


結局、ぶつかられないようにするには、キンタロー。さんのように常に周囲に気を配り、一人にならないように先行集団について歩く、といった自衛措置を講じるしかないと思われます。そして、もしも被害にあったときには、次の被害者が出ないように駅員に届け出て対策を講じてもらうのが良いでしょう。ぶつかられたことによって重大な怪我をしてしまった、というような場合でもないかぎり、警察も解決を得意としているケースではなくなってしまいます。最終的には、“ぶつかり男”に対する社会の目を厳しくすることによって被害を減らしていくことになるのではないでしょうか。

“ぶつかり男”は自らの行為の危険性を十分に認識せずにぶつかっていると思われますが、階段やエスカレーターでぶつかった場合や、被害者が転倒してしまった場合には、被害者の死亡も含めた重大な結果が発生する可能性があります。そのような場合には、警察の捜査や民事上の責任追及は当然に苛烈なものとなります。ぶつかり行為の危険性をよく理解し、万が一の場合の責任を取れるのか、リスクに見合った行為なのかをよく考えてもらいたいと思います。

監修者:磯田直也(いそだ・なおや)

弁護士法人グラディアトル法律事務所所属。広島大学法学部卒業後、大阪大学高等司法研究科修了。「交通事故」「労働」「離婚」「遺言・相続」「インターネットトラブル」などを得意分野とする。

あわせて読みたい

マイナビニュースの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

次に読みたい関連記事「お笑い芸人」のニュース

次に読みたい関連記事「お笑い芸人」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「キンタロー。」のニュース

次に読みたい関連記事「キンタロー。」のニュースをもっと見る

芸能総合ニュースアクセスランキング

芸能総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年2月19日の芸能総合記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

話題の芸能人のゴシップや噂など最新芸能ゴシップをお届けします。俳優やタレントやアイドルグループなどの情報も充実。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。