
この度、私の一押しヌードルを紹介させていただきます。日清カップヌードルのシンガポール風ラクサです。
「初めて聞いた・見たことない」と言う声も多いだろう。実際に私もそうだった。ちなみに私は、アジア系料理屋パクチーが好きと言うわけではない。むしろパクチーに関しては食べられない。
パッケージ右上には「コレ、マジ、アジアン。」とカタコトな若者用語を取り入れた説明がなされている。路面で売られているケバブ屋さんをなぜか思い出した。そもそもラクサとは、東南アジア諸島で親しまれている麺料理だそうだ。中でもシンガポールで人気とのこと。
蓋を開けると東南アジアの香り漂う。また適当なこと言いやがってと思ったかもしれないが、本当なんだ。東南アジアだけはほとんどの国を巡ったことがある私がほろ苦い記憶を思い出したのだから。パクチーから避難してサブウェイに駆け込んだらモッサリパクチーが入っていて泣いたベトナム、なぜか全ての料理が甘かったプーケット、数時間歩き回って最終的にたどり着いたのが山頭火だったマレーシア。
経験や人柄が好きで東南アジアを巡ってきたが、決して食は自分の下になかなか合わなかった。しかし、このシンガポール風ラクサのカップヌードルは日本人向けに味付けがなされているのか最高にうまい。友達に勧められ、断っていたが無理やり渡され、試しに食べたら一瞬で虜になった。