AssistMotion、生活動作支援ロボティックウェア「curara」の試作機を公開

AssistMotion、生活動作支援ロボティックウェア「curara」の試作機を公開
       
信州大学発ベンチャーのAssistMotionは10月28日、人にやさしい生活動作支援ロボティックウェア「curara(クララ)」の製品化前段階となるプレビュー版(試作機)「curara WR-P」が完成したこと、ならびにそれを機にケイエスピーおよびラックより3000万円ずつ(合計6000万円)の出資を取り付けたことを発表した。

curaraは、超高齢化社会において、高齢者が自身の足で歩くことを支援することを目的に開発が進められているウェアラブルロボット。歩行移動支援にフォーカスすることで、モーターの力を間接にダイレクトに伝える設計方針のもと、非外骨格型構造を採用することで、軽量化と動きやすさを両立していることが特徴となっている。

また、ロボットに力検出センサを取り付けたほか、人の動きに合わせて制御可能な同調制御法を採用することで、人の動きに合わせた形でロボットを動かすことを可能としたとする。

2008年より開発をスタート。5世代にわたる開発の後、今回のプレビュー版にたどり着いたという。その重量は4.5kgで、下半身の関節部の左右に合計4個のモーター、それらを制御するコントローラならびにバッテリーは腰部に取り付ける形となっている。同社によれば、着脱は慣れれば1分程度でできるようになるという。

同社は2021年夏ごろに実際の製品版のリリースを予定しているが、それまでは今回のプレビュー版を活用して、有償モニター貸出キャンペーン「コロナに負けるな!キャンペーン」を展開中。申し込みは同社WebページもしくはFAXにて、となっている。レンタル期間は1か月から最大3か月(レンタル前に2週間の無償期間あり)、価格は初期導入費6万円、レンタル料8万円/月としている(本体1台+バッテリー2台の構成)。

なお、同社ではcuraraの幅広い活用を考えているとのことだが、まず最初のターゲットとしてはリハビリなどの福祉関係とのこと。製品版ではさらなる軽量化や高齢者でも装着しやすい工夫などを施したいとしているほか、将来は医療版や介護版など、用途に応じたバージョンの提供も行っていきたいとしている。

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2020年10月29日のIT記事

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