
同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。
「勇気づけられた言葉」というトークテーマに、道枝は「それこそ、パパ(井ノ原)にもらいました」と回答。「バラエティの収録が終わった後、僕がうまくしゃべれなかったのでちょっと落ち込んでたら、パパから連絡が来て。『お前のいいところは、爪痕を残そうとしてジタバタしないところ。自然体でいいんだからそのままで大丈夫だよ』と言ってくださって嬉しかったです」と明かす。
井ノ原は「思いの外、ヘコんでるからさ。だから『全然大丈夫だよ。テレビってのはな、編集ってものがあるんだから、大丈夫だよ』って」と状況を説明。また自身については「落ち込んだりとかそういう時にいろんな人にかけてもらった言葉もあるし、自分の中でも『こう言えば大丈夫だな』発明した言葉もある。皆さんも辛いな、やだなとか、先生や親、上司に怒られたという時は、だいたい『ですよね~!』と言っておけば、丸く収まるから」とコツを伝授する。