
2021年に創立70周年を迎える東映が、来年公開のラインナップ発表会を実施。来年公開される新作は18本の予定で、この日の発表会には2021年2月5日公開の『樹海村』の清水崇監督、2021年5月21日公開の『いのちの停車場』を手掛けた成島出監督、公開日未定の『孤狼の血Ⅱ(仮)』の白石和彌監督と『老後の資金がありません!』の前田哲監督が登壇して作品の見どころなどを語った。
主演の吉永小百合が初めて医師役に挑戦した映画『いのちの停車場』。この日、ビデオレターでの出演となった吉永は「これまで映画の世界で様々な役に扮してきましたが、今回念願が叶って初めてドクターの役をやりました。素晴らしい共演の皆様に助けられて、今医療現場で大変な思いをしていらっしゃる皆様を思いながら新米の在宅医を演じました。皆様に観ていただいて、命のこと、生きるということを語り合っていただけたらとても嬉しいです」とコメント。その吉永と2014年公開の映画『ふしぎな岬の物語』の撮影時から次回作を練っていたという成島監督は「お医者さんをやりたいという2人の思いがあり、ようやくこの原作を発見することができて始めたのがスタートでした」と経緯を明かしつつ、「在宅医療の現場という大勢の先生たちの協力のもとで撮りました。高齢者が多い映画ではありますが、