中央線「昭和グルメ」を巡る 第73回 あえて変わらない喫茶店「どんぐり舎」(西荻窪)

中央線「昭和グルメ」を巡る 第73回 あえて変わらない喫茶店「どんぐり舎」(西荻窪)
拡大する(全1枚)
いまなお昭和の雰囲気を残す中央線沿線の穴場スポットを、ご自身も中央線人間である作家・書評家の印南敦史さんがご紹介。喫茶店から食堂まで、沿線ならではの個性的なお店が続々と登場します。

今回は、西荻窪の喫茶店「どんぐり舎」をご紹介。

変わりゆく西荻でも、30年前から変わらぬレトロ感


地元が荻窪だということで、自転車でしょっちゅう西荻窪や吉祥寺まで行き来しています。

とくに隣の西荻は、30数年前から庭のようなエリアでした。お気に入りの古着屋や古道具屋、中古レコード店、喫茶店などを、日常的にぐるぐる巡回していたわけです。

南口の「遊々満月洞」(いまは「バルタザール」というお店になっています)、その上の階にあった「プラサード書店」(現「ナワプラサード」)とか、記憶を手繰り寄せるだけでも懐かしく感じる店ばかり。

そして、北口の路地を抜けると見えてくる「どんぐり舎」も、そんな思い出のひとつ。以前ご紹介したことのある「物豆奇」と並び、しばしば時間をつぶしていたお店なのです。

あのころは、お金はなかったけど時間ならあったからなぁ。

いつしか足が遠のいてしまったんですけど、とはいえ理由のようなものがあったわけではありません。あえていうなら、生活習慣が変わってしまっただけのこと。すぐに行ける場所なのに、考えてみればもったいない話ですよね。

そこである日の午後、ひさしぶりに足を運んでみたのでした。

ドアを開けただけで、30数年前となにひとつ変わっていないことがわかります。外観のみならず、山小屋っぽくもある店内も昔のままなのです。
編集部おすすめ

当時の記事を読む

マイナビニュースの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

社会ニュースランキング

社会ランキングをもっと見る
お買いものリンク