森口将之のカーデザイン解体新書 第43回 顔と中身は革新派? デザインで考える新型「ゴルフ」

森口将之のカーデザイン解体新書 第43回 顔と中身は革新派? デザインで考える新型「ゴルフ」
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輸入車ハッチバックの代表格といえるフォルクスワーゲン「ゴルフ」の新型が日本でも発売となった。通算8代目となる「ゴルフ8」だ。プラットフォームやパワートレインは先代の進化形だが、デザインはどう変わり、どこが見どころなのか。実車を見て考えた。

「ゴルフ」を「ゴルフ」に見せている部分とは?


今回の新型で通算8代目となるフォルクスワーゲン(VW)の「ゴルフ」が、もともとはイタリア生まれのカーデザイン界の巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロの手により生まれたことを知っている人はどのくらいいるだろうか。

当時のVWは、第2次大戦直後から販売を始めた「ビートル」(正式名称はフォルクスワーゲン・タイプ1)をはじめとする空冷リアエンジン方式のラインアップを一新しようと考え、水冷フロントエンジン前輪駆動の経験が長いアウディの協力を得て、前輪駆動への転換を画策していた。

エンジンの搭載位置からして違うので、当然ながらデザインも一新する必要がある。それをジウジアーロに依頼したのだ。ゴルフだけでなく、上級セダン/ワゴンの「パサート」、日本でも一時販売していたクーペの「シロッコ」も、初代は彼のデザインだ。

つまり、現在のVWのデザインは、かなりの部分がジウジアーロによって築かれたといっても過言ではない。

ゴルフはその中でも、彼のデザインコンセプトをもっとも忠実に継承している1台だ。基幹車種なので大胆な変革が難しいこともあるが、肝を守り続けていることも、定番商品として世界中の多くの人に親しまれている理由になっているのだろうと思う。
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