テクノロジーの社会実装から学ぶDXのヒント、NECが語る「未来の共感」とは?

5G、ビヨンド5G・6Gなどの実証実験、実用化を目指した取り組みを進める。森田氏は「今後もグローバル市場を見据えた通信のオープン化をリードしていきたい」と意気込む。また、豪州シドニーや北海道更別町のスーパーシティ・スマートシティ、森ビルと共同で取り組むコンパクトシティにおけるデータ利活用例も紹介した。

「ベクトル」についえは、環境・社会・暮らしのより良い方向づけのためにNECがアカデミア、シンクタンク、有識者と取り組む、Thonght Leadership活動やNEC未来創造会議の目的を説明した。「未来の実現に向けて、環境・社会・暮らしを脅かす困難に立ち向かうには、経済成長とサステナビリティの軸を考え、社会全体がベネフィットを享受できるようにベクトルを定めていく必要がある」と森田氏は語った。

続いて、東京大学の東京大学 FoundX ディレクターの馬田隆明氏が自身の著書『未来を実装する』を引用しつつ、現在の社会におけるテクノロジーの社会実装の要点を示した。

馬田氏は、「テクノロジーの社会実装は、現在進んでいるDX(デジタルトランスフォーメーション)の前の変化、つまりEX(Electric Transformation)から示唆を得られるのではないか?」と前置きをして、電気の社会実装の歴史をひも解いた。

動力が蒸気から電気へと変わり始めた1900年前後、モーターという技術導入だけでは生産性向上にはつながらず、工場のレイアウトや教育をともなう人材供給、制度や仕組みなど社会の在り方の変化があったことで、技術のポテンシャルが生かせるようになったという。そのうえで馬田氏は、「デマンド」「インパクト」「リスクと管理」「ガバナンス」「センスメイキング」の5つの要素が、テクノロジーを生かす社会をつくるためには必要と結論づけた。
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