JR西日本、きのくに線サイクルトレイン本実施へ - 利用時間も拡大
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JR西日本は、きのくに線(紀勢本線)紀伊田辺~新宮間で9月1日から実施しているサイクルトレイン実証実験の実績を踏まえ、12月1日から同区間でサイクルトレインを本実施すると発表した。

現在、きのくに線で実施しているサイクルトレイン実証実験では、紀伊田辺~新宮間の全29駅において、予約や追加料金の必要なく、普通列車に自転車をそのまま持ち込める。平日は9~17時、土休日は終日利用できる。

JR西日本によれば、11月15日までの約2カ月半で1,004人が利用し、1日の最高利用者数は59人だったという。満足度を5段階で尋ねたところ、満足度がやや高い「4」は25.3%、満足度が最も高い「5」は63.7%にのぼり、合わせて約9割の人が一定の満足度を得ていたことがわかった。利用目的はサイクリングが94.2%と大半を占めたが、ショッピングや通勤・通学での利用も計5.8%あった。

利用者からは継続を望む声が多く、「観光客誘致のツールとして使えると思う」「気軽に自転車で外出できる。車より健康的でエコ」「駅から宿泊先までの移動が楽になった」「帰りを考えずサイクリングが楽しめた」など、好意的な意見が多く寄せられた。

12月1日から本実施するサイクルトレインでは、9~17時としていた平日の利用時間を9時から終電までに拡大し、より利用しやすくする。その他の条件は実証実験と同じだが、混雑が予想される列車に関する案内を充実することとした。実施期間は2022年12月31日までとされている。