Windows 11では過去のアクセシビリティーツールに加えて字幕機能や音声認識など多角的な強化を図っており、Microsoftが現地時間2022年5月10日に公開した公式ブログにて、さらなる機能強化がアナウンスされた。
まずは通知機能。現行のWindows 11でもアプリケーション単位の通知設定や、一定条件下で通知を受け付けない集中モードを備えているが、そこに「応答不可」「フォーカス」が加わる。正確には既存の集中モードが「応答不可」に置き換わり、集中を妨げるアプリのバッジやタスクバーボタンの点滅などを抑制するというものだ。Microsoftは「ADHD(注意欠如・多動症)を抱える人々の集中体験を思い描いた」と本機能の実装した理由を述べている。下図はWindows 11 Insider Preview ビルド22616のデスクトップだが、フォーカスモードを有効にするとタスクバー右端の通知アイコンが変化し、セッション中に受け取った通知は表示されない。