Windows Subsystem for Linuxガイド 第7回 ドライブファイルシステムの設定と挙動 その2
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WSL2では、/etc/wsl.conf(以下wsl.confと表記する)でドライブファイルシステム(Win32側NTFSドライブをWSL側にマウントする機能)の自動マウント機能を、オフにすることが可能で、/etc/fstab(以下fstabと表記)によるLinux側の自動マウントを使う方法が利用できる。ここでは、ドライブファイルシステム固有のオプション指定とその動作について解説する。

ただし、WSL2の場合、ドライブファイルシステムは、Windows 11とWindows 10で挙動が異なる。また、Windows 10では、wsl.confとfstabでも挙動が異なるため注意が必要だ。

Windows 10/11のWSL正式版(プレビュー版ではないもの)では、WSL自体のバージョンを表示する機能がないため、wsl.exeのファイルバージョンを手がかりとした。本記事では、以下のバージョンで確認を行った。

・【前回の記事】Windows Subsystem for Linuxガイド 第6回 ドライブファイルシステムの設定と挙動 その1
https://news.mynavi.jp/article/20220425-2329578/
ドライブファイルシステムの設定

結論から言うとドライブファイルシステムの設定はデフォルト値のままとし変更しないほうが良い結果につながる。そもそも、ドライブファイルシステムの設定項目の多くは、WSL1を想定したもので、WSL2でも指定は可能だが、指定しても意味のないもの、問題が生じるものがあり、原則、オプション指定を行わないで使うべきものと考えられる。