ガーミンは6月6日、最先端のテクノロジーを搭載したフラッグシップモデル「fenix 7 Pro」と「epix Pro」の新製品説明会を開催しました。

ガーミンのスマートウォッチはビジネスアスリート、ライフスタイル、アウトドアカジュアル、ランニング、ゴルフ、ダイビングの6つのカテゴリーに分けられます。
今回の2製品はいずれもビジネスアスリートカテゴリーになります。

「仕事もスポーツも全力投球。最高のパフォーマンスを追求する方に使っていただきたい、ガーミンが誇るフラッグシップモデルです。特徴としては常に最先端のテクノロジーを搭載。DLCチタンなど、選び抜かれた素材を採用しています。ビジネスにもスポーツにもフィットする洗練されたデザインで、シーンに応じた使い方をしていただけます」と、説明会に登壇した製品担当の西川潤氏。


○「fenix 7 Pro」と「epix Pro」の違いは?

「fenix 7 Pro」と「epix Pro」に搭載されている機能は同じですが、唯一異なる特徴が、「fenix 7 Pro」はソーラー充電付きで、「epix Pro」は画面がより鮮やかできれいなAMOLEDを搭載していること。ロングバッテリーを好む人は「fenix 7 Pro」、美しい画面を望む人は「epix Pro」がおすすめとのことです。

実際に「epix Pro 51mm」を着けてみたのですが、確かにディスプレイ画面がとても鮮やかで、文字や数字がクッキリ見えました。

なお、「fenix 7 Pro」と「epix Pro」の詳細については、それぞれのニュース記事で詳しく紹介しています。

ガーミン、第5世代光学式心拍計を搭載した旗艦GPSウォッチ「fenix 7 Pro」
ガーミン、仕事や普段使いに適したGPSウォッチ「epix Pro」 - 3サイズ展開

○「fenix 7 Pro」と「epix Pro」で共通する特徴

「fenix 7 Pro」と「epix Pro」で共通する主な特徴は次の7つの項目になります。

第5世代 光学式心拍計
ロングバッテリー
タフネス
GNSSマルチバンド
マルチスポーツ
フラッシュライト
Body Battery

○第5世代 光学式心拍計

ガーミン史上最高のパフォーマンスを持つ第5世代 光学式心拍計が初搭載されました。
グリーンライトセンサーが4つから6つに増え、新しい配置になったことで、よりセンシングの精度が高まり、検知エラーを軽減させることができます。普段の健康管理はもちろん、激しいスポーツでも高精度な計測を行うことが可能になりました。

○ロングバッテリー

「fenix 7 Pro」シリーズは全モデルにソーラーバッテリー搭載しています。ベゼルのサイズが一番大きい「fenix 7X Pro」の場合、スマートウォッチモードで約37日間という長時間稼働が可能とのこと。1カ月以上も使えるロングバッテリーなら、スポーツ時、長期間の海外出張時でもバッテリー切れを心配せずに安心して使うことができそうです。

一方、「epix Pro」はソーラー充電に対応していないものの、一番大きな「epix Pro 51mm」で約31日間(スマートウォッチモード)も使うことができます。
この製品も十分、ロングバッテリーだと感じました。
○タフネス

アメリカ国防総省が定める品質規格の「MIL規格」で高い堅牢性と耐久性を実証する「MIL-STD-810」に準拠。衝撃落下、防水、腐食をクリアしています。-20度~60度の高温冷凍の環境でも利用できるので、過酷なアウトドアシーンでも安心して使えそうです。

○GNSSマルチバンド

アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、インドのGalileo、日本のみちびき補完信号の4つの衛星に対応。しかもマルチバンドで2つの周波数帯を受信することで誤差が最小限となり、より高精度な衛星測位ができます。
あらかじめ地図機能を搭載しているので、携帯電話が届かない場所でも、現在地を正確に知ることができます。

実際に「epix Pro 51mm」で地図を表示させてみたのですが、あまりの詳細さに驚きました。このクオリティで現在地がわかれば、スマートフォンを見なくても事足りそうです。

○マルチスポーツ

ランニング、自転車、ゴルフ、登山、サーフィン、スキーなど、合計60種類以上のスポーツモードに対応。ゴルフ機能は世界4万以上のコースレイアウト表示もでき、スコア管理やラウンド管理もできます。

○フラッシュライト

新製品の全モデルにLEDフラッシュライトを搭載。
時計の左上のボタンを2回クリックすることで、ライトを点滅することができます。ライトには白と赤があり、通常点灯、調光機能に加えて、点滅、SOSモールス発信などにも対応しています。夜間のランニング、登山の時に暗がりを照らすほか、棚の下に物を落とした時など、日常でも便利に使えそうだと感じました。

○Body Battery

ガーミン独自の機能で、心拍変動、ストレスレベル、睡眠、毎日の活動レベルなどを分析して、身体のエネルギー残量を5から100で数値化してくれます。スコアが低い時には休息を取る必要があることがわかります。自分では元気なつもりでも、実は身体に疲れが溜まっていたなど、数値化することで気付かせてくれます。


新製品説明会には、スリープコーチの角谷リョウ氏が「ビジネスパーソンの睡眠」についてトークセッションを行いました。Body Batteryの有効性についても語られ、その内容がとても興味深かったです。

「Body Batteryの数値の理想は朝に80以上を目指すと、良い仕事のスタートが切れます。そして仕事終わりに30や40あれば余力があるので、プライベートの時間を楽しむことができます。このようなエネルギーレベルを可視化できると、非常に高いパフォーマンスで、仕事もプライベートも充実させることができます」と角谷氏。

全力で仕事をしているBody Batteryは下がってきますが、下がった時に3分や5分でできるストレッチや呼吸法などの回復法があると、また仕事のパフォーマンスを上げることができると言います。

「喉が渇いた時に水分を取るのと同じで、体感的に疲れた時にはもう随分疲れているので、その前に回復法でエネルギーをチャージします。インターバル的に仕事をしてチャージするという考え方は海外では当たり前になってきていて、そうすることで生産性が2倍、3倍にアップします」と言います。

朝に80以上の数値をキープするためには睡眠レベルを上げ、適度な運動が必要になります。ガーミンのスマートウォッチにはもちろん、心拍数や血中酸素トラッキング、睡眠スコア、ストレススコアなど、ライフログ機能が備わっているので、ちゃんと可視化して管理することで、運動だけでなく、仕事のパフォーマンスにも活用できるのだと知りました。

仕事もスポーツも全力で取り組みたいというビジネスパーソンにとって、「fenix 7 Pro」や「epix Pro」は良い相棒になるのではないかと思います。

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら