同作は実話をもとにした実写映画。
光石研「まさか大泉洋で泣かされるとは」 撮影中も小芝居で現場を盛り上げる
光石は「原作・脚本を読んだときに感動しまして、自分が出させていただいたものを『どうだ! 感動するだろ!』というのはものすごく照れくさくて。でも今回の作品に関しては、これ見よがしなカットがなく、これ見よがしな芝居がない。みんな気持ちで作ってらした」と振り返る。さらに「僕は大泉洋さんとは昔からお友達で、お付き合いさせていただいているんですけど、まさか大泉洋で泣かされるとは思っていなかった」と話し、笑いを誘った。
大泉はそんな光石からメールをもらったそうで「僕より先に試写をご覧になっていて、随分久々にメールが来まして。『まさか大泉さんのお芝居で泣く日がくるとは思いませんでしたよ。私を背中を追っていたあの青年が、こんないいお芝居をするようになって……光石ファミリーの大泉洋がこんなに大きくなった。本当に僕は嬉しい!』と(笑)。僕、彼の背中を追ったことないんですよ! ファミリーでもないし、あれだけすばらしい映画を観たあとに、光石さんはずっとふざけている! 言いたくないけど、これだけいい映画の撮影中もずっとふざけてましたよ!」と暴露した。
撮影現場入りしたときから光石のおふざけは始まっていたといい、大泉は「(光石さんとの共演が)すごい久々だったので、『光石さん久しぶりですね』と言おうと思ったら、地方の劇団員みたいなキャラで、緊張しているエキストラみたいな芝居をしてくる。