俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の新キャスト&特別映像が5日、公開された。

同作は乃木坂太郎氏による同名コミックの実写化作。
元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公:夏目アラタ(柳楽優弥)が、連続殺人犯の死刑囚・品川真珠(黒島結菜)にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンスとなる。
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今回新たなキャストとして、事件の担当弁護士であり真珠の無実を信じる宮前光一役に中川大志が決定。二転三転する真珠の供述に翻弄されながらも、彼女の無実を信じ疾走する。撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、中川は「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かす。


柳楽については「柳楽さんはすごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と尊敬の思いと、待望の映画共演の喜びをコメント。役柄が影響してか黒島とは現場ではほとんど話さなかったという中川は「黒島さんとは、死刑囚と弁護士という2人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」と語っている。

アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔する桃山香役には、丸山礼。
アラタの様子を心配しながらも自身も真珠と接することで翻弄され次第に心酔していく。バラエティやSNSを中心に多岐にわたって活躍する丸山だが、本作でついに映画初出演を叶えた。撮影を振り返って印象に残るシーンを聞かれると「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした。黒島さんとは同い年というのもあったので対面するときは私個人としての感情を井戸を掘るぐらいの感覚で(笑)。ブシャーっと出していくようなイメージで気持ちを作っていたので、そこを楽しんでもらいたいなと(笑)」と役柄と自身を重ねながら演じたという。


児童相談所の同僚として共演した柳楽については「私からするとすごいレジェンドすぎる方なので最初どうして良いかわからず、本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)。『握手してすみません』というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)。本当にいつもニコニコされていてお話ししやすく、現場では1番たくさんお話しさせていただきました」と現場での柳楽との和やかなエピソードを披露している。

アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高利郎役に立川志らく、真珠を追い詰める検事、桜井健役に福士誠治、面会室でのやり取りを見張る刑務官・井出茂雄役に今野浩喜も出演。

さらに、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波昌治役には市村正親。
裁判長という役柄について「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」と振り返っている。また印象に残ったシーンについては「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした。そういう裁判の場面での真珠の表現の仕方が面白かったですね。決して大きくはない体の中に真珠の全てを詰めて、核をしっかり持ってきているなとひしひしと感じました」と黒島の熱演を賞賛した。


柳楽についても「優弥は他の舞台で一緒になったことがあります。彼は子役の頃から賞を取ったりして今日までキャリアを詰み続けてきたんですよね。他でも色々な良い仕事していて……実はマッサージトレーナーも一緒なんですよ。だから僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せていた。

合わせて解禁となった特別映像は、新キャラクター達が事件を巡り品川真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれており、観ている側も引き込まれる緊迫の映像となっている。

【編集部MEMO】
乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。
“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。

(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会