俳優の山田裕貴が、13日に都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアに山崎賢人(※崎はたつさき)、吉沢亮大沢たかお清野菜名新木優子岡山天音三浦貴大要潤高嶋政宏佐藤浩市玉木宏、佐藤信介監督とともに登壇した。

同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。
前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。
○■山田裕貴、『キングダム 大将軍の帰還』ワールドプレミアに登場

前作で信(山崎)が率いる飛信隊を苦しめた隣国・趙の将軍 万極を演じた山田が、レッドカーペットイベントに登場。「今ここにいらっしゃるのは秦国の皆さん。僕1人だけ趙軍で……敵国の人間で心細いんですが、作品としては皆さん仲間で、力を合わせて作っています」と話し、会場を盛り上げる。

原作ファンでもあるという山田は「自分が映画『キングダム』の中にいる幸せを感じながら、現場にいさせてもらいました。原作の熱いシーンがめちゃくちゃたくさん詰まっているので、たくさんの人に届くといいなと思います」と喜びを語りつつ、作品をアピールした。

レッドカーペットイベント後に行われた舞台挨拶にも登壇した山田は、作品を観た感想を聞かれると「『キングダム』の世界観を体現しているので、キャスト・スタッフ皆さんすごいなと……俳優さんってすげぇなって思いました」と話し、「自分も俳優なのでがんばれって話なんですけど……(笑)」と自らツッコミを入れ、笑いを誘った。

自身が演じた万極についても「原作で万極は(背中から)禍々しいオーラを出している描写があるんですが、それを出すほどのレべチな役作りはできなかったです」と舞台挨拶でキャスト陣が多用していた“レべチ”を織り交ぜながら話す。続けて「ただ、万極はギョロっとした目がトレードマークでもあるので、目はかっぴらいてました」と役作りを明かした。

山崎から「本当に魅力的でした。めちゃめちゃかっこよかった」と絶賛されると、落ち着かない様子で「すみません! 居方がわかんなくなっちゃった(笑)」と喜びながら、笑顔を見せていた。
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