女優の奈緒が主演を務める、映画『先生の白い嘘』(7月5日公開)の主題歌スペシャルコラボPVが25日、公開された。

今回公開されたスペシャルコラボPVでは、yamaが本作のために作詞を手掛けた主題歌「独白」に合わせて、男女の性差に翻弄され葛藤する主人公・美鈴(奈緒)を中心に新妻、美奈子、早藤の歪んだ四角関係とそれぞれの登場人物の内面に迫る映像が紡がれる。


冒頭では、ピアノの柔らかな前奏に合わせて、奈緒演じる美鈴の「私は先生。女も男も関係ない。そんな日常だけで良かったのに」という切実な想いが込められた台詞が。学生時代から早藤(風間俊介)に肉体関係を強いられ、自分が女性であるせいだと思い込んでいる美鈴が、なぜ教職を選んだのかが窺い知れる印象的な台詞となっている。

そして、映像は授業中の美鈴と新妻(猪狩蒼弥)の日常や、涙を流す美鈴にハンカチをそっと差し出す新妻、美鈴と早藤が落ち合っているカフェに遭遇して逃げるようにその場を足速に立ち去る新妻、両家の顔合わせで見せた早藤の憂げな背中と美奈子(三吉彩花)の無垢な笑顔のシーンが続く。俳優陣の演技とyamaの歌声と歌詞が合わさり、登場人物の心情が鮮烈に映し出された。
PVの最後は「誰かに何もかもぶつけられたら」という美鈴のモノローグと、「傷つかないために、嘘をつく。」という続きが気になる言葉で締めくくられている。

【編集部MEMO】
『先生の白い嘘』は、『月刊モーニング・ツー』(講談社)で連載された鳥飼茜氏による同名コミックの実写化作。高校教師の原美鈴(奈緒)は、教卓の高みから生徒達を見下ろし観察することで、密かに自尊心を満たしながら、女であることの不平等さから目を背けていた。ある日、美鈴は親友の渕野美奈子(三吉彩花)から早藤雅巳(風間俊介)と婚約したと告げられる。早藤こそ、美鈴に女であることの不平等さの意識を植え付けた張本人だった。早藤を忌み嫌いながらも、快楽に溺れ、早藤の呼び出しに応じてしまう美鈴。
そんなある日、担当クラスの男子生徒・新妻祐希(猪狩蒼弥)から衝撃的な性の悩みを打ち明けられ、思わず美鈴は本音を漏らしてしまう。新妻は自分に対して本音をさらけ出した美鈴に魅かれていき……。そして、歪んだ愛憎渦巻く人間模様は思いもよらぬ狂気の世界へと向かっていく。その先で美鈴が見る景色とは。

(C)2024「先生の白い嘘」製作委員会 (C)鳥飼茜/講談社