本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界が舞台。
前作に引き続きカナシミを演じた大竹は「またあのカナシミに出会えるのかと思うとうれしくてうれしくて、9年も経っていたんですけど、カナシミのトーンとか存在は私の体の中にいて、懐かしみながら録音しました」と再び演じた喜びを語り、「ちょっと大人になったライリーの感情たちが、ライリーの頭の中で大暴れするので、とっても楽しい作品になっている。本当に素晴らしい作品だと思うので楽しんでください」と太鼓判を押した。
演じたキャラクターにちなんで最近悲しかったことを聞かれると、「悲しみってあまりなくて。悲しいことを割とすぐ忘れちゃうのかもしれません」と回答。「強いて言えば、インタビューで『2年前に録音したときも』と言って、『もう9年前ですよ』って言われて、時間があっという間に過ぎること」と9年前を2年前と勘違いしていたことを明かし、会場から笑いが。大竹は「こんな年になっちゃったというのが悲しいです」と笑顔で嘆いていた。