同作は後藤ひろひとが2002年に生み出し、2005年、2015年と上演を重ねた戯曲のミュージカル化作。
○ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』公開ゲネプロに七五三掛龍也、吉澤閑也ら登場
アイドルグループ・Travis Japanのメンバーである七五三掛と吉澤がW主演を務めることとなり、七五三掛は「普段からグループの中で“しめしず”という感じで言われてるんですけど、この舞台では、 普段グループで見せているしめしずとはまた違ったしめしずになってくるのかなと思います」と自信を見せる。
七五三掛演じるカビ人間と惹かれ合うおさえ役の伊原は「七五三掛さんはすごく品があって 『七五三掛さ~ん』という感じの方なのかなと思ってたんですけど、意外と『七五三掛!』って感じです」と独特な表現。「男らしいというか、ストイックで。自分でももちろん考えてくるし、2人のシーンは本当に細かく話し合いながら。歌もそうだし、一緒に意見を交換し合いながら作り上げていけたので、本当に信頼できる素敵な方」と称賛しつつ、
「物おじしないというか、すごい自分のペースがあるので、出落ちしても『これが正解です』みたいな感じでできちゃったり、実は天然キャラという感じですね」という印象も。七五三掛は「天然だとは思ってなくて」と否定するも、吉澤から「天然だよ」と言われていた。
一方、吉澤演じる聡と恋人役となる加藤は「お互い人見知りなので、どうやって(劇中の)2人の距離を詰めたらいいか、なかなか苦戦した」と振り返り、吉澤は「申し訳ない」と謝罪。加藤は「日々2人で成長していった感じがあって。
また吉澤は七五三掛について「あんまり稽古でしめと喋ってるイメージがなくて……シーンも別が多いので。こっちが喋りかけないと、集中しすぎて天然で喋りかけてこない。 喋りかけても全然返答がない時があるので、それをみんなで崩しに行ってたんですけど、なかなかそれも多分気づいてなくて……」と語るものの、伊原や加藤は「崩しに行ってない!」と、そのつもりはなかった様子。周囲が爆笑する中、吉澤は「猫をかぶっているというか、外行きの顔で稽古してるなと感じたんですよ、Travis Japanのメンバーとして。緊張してるから、崩したいなという思いで稽古してました」と弁解し、実際に七五三掛の“外行き”は「崩れました」と報告した。
東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて7月3日~10日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて7月20日~29日。