EVパワートレインは、バッテリ、インバータ、モータ、トランスミッションなどの中核機能部品で構成される複雑なシステムで、効率的なパワートレイン開発のためには、コンポーネントを個別に開発するのではなく、システムの一部として設計および最適化する必要がある。
また、モデルベースのアプローチにより、要件に対するシステム全体の迅速な解析が容易になり、エラーが減少し、時間とコストが節約され、開発プロセスの早い段階でよりスマートな意思決定が可能になるともしている。
なお、Ansysでは、ConceptEVについて、顧客がよりロバストでデータ主導の結果を追求できるように開発されたソリューションであり、イノベーションを促進するためのコラボレーションと知識の共有を促進するオープンな環境で、部門を超えたチームの結集を可能とするものだと説明している。