本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界が舞台。
本作を見た方から、大人が共感し「自分の物語だ」「号泣した」などの反響が届いているという話を聞いたカナシミ役を務める大竹は「朝日新聞でコラムを連載していて、さっきも書いて明日…あっ、明日だから言っちゃいけないのか」とひとりでボケ&ツッコミをして笑いを誘いつつ、「私たち9人の感情は、みんなそれぞれ持っているんですけど、すべて喜びのためにこの感情があるんだということを教えてもらえます。人間は喜ぶために生まれてきたし、これからも喜びの人生であるんだということを素直に思える映画なので、だから最後はみんな泣いちゃうんだなと思いました」としみじみと語った。
また、前作に引き続き、久しぶりにカナシミ役のアフレコをした感想を求められると「『2がある』と言われて、もう2年前かって思ったら、もう9年も経っていて(笑)、それくらいあっという間の9年でした」と笑いつつ、「でもカナシミのキャラクターが私の中に残っていて、アフレコもすぐできて、悲しい、悲しいって言っている割にはすごく太っているし(笑)、本当に憎めないキャラクターなので大好きです」と笑顔を見せた。
続けて、本作から参加した主人公ライリー役を務める横溝が、アフレコを行った感想を聞かれ「1人で録っていたので寂しかったんですけど、休憩で大竹さんが差し入れしてくださったパンをいただいて、びっくりするくらい美味しかったです! ありがとうございました」と感謝すると、大竹は「覚えています。学校の制服を着てましたよね。私もこういう時代があったなと思って懐かしかったです(笑)」と遠くを見つめた。