同イベントは、東京大学柏キャンパスと福島県相馬郡新地町、ららぽーと柏の葉が連携して実施する。
福島県相馬郡新地町のイベントでは、東日本大震災で被災した新地町の復興の軌跡をたどるパネル展示や、新地町出身の震災語り部・村上美保子氏による新地町を舞台にした紙芝居「命の次に大切なもの」を行う。また、「朝日館女将の7DAYS」を上演し、防災の大切さを発信する。
新領域創成科学研究科の新地町における活動の紹介として、復興知事業に参画する研究室のポスター展示や、地域住民とともにまちづくりに取り組む大学院生による研究発表も実施する。福島県の浜通り地域においては、東日本大震災から13年が経過した現在も復興は道なかばであることに加え、その事実に意識を向けることの重要性を発信する。
館内では、新地町の地酒や新地産ハチミツ、とれたて野菜など名産品も販売。刺し子マカロンポーチや帽子など、新地町「うみみどり」手しごと販売も行う。
東京大学柏キャンパス研究紹介のコーナーでは、研究やセンターの概要がわかるポスターを展示。通常は東京大学のキャンパス内にある生協店舗のみで購入できる東京大学ロゴマークの入ったグッズも販売する。