○■倖田來未の2つのツアーを放送
デビュー24周年となる今年4月、約2年ぶりとなる通算19作目のフルアルバム『UNICORN』をリリースした倖田。
アルバム『UNICORN』では、映画『ゴールド・ボーイ』の主題歌となった「Silence」のほか、昨年リリースした「Let's flight」「Vroom」などのオリジナル曲、「TOKIO」「遠い街のどこかで…」など自身が影響を受けてきたアーティストのカバー曲、さらには倖田來未×湘南乃風として大ヒットを記録した『仮面ライダーギーツ』主題歌「Trust・Last」のsolo ver.など多彩な楽曲で、歌姫の実力をいかんなく発揮した。東京ガーデンシアターでのライブも「~BEST SINGLE KNIGHT~」というタイトルの通り、「real Emotion」「Shake It Up」「Crazy4U」といった古くからのファンにはなじみのある初期の楽曲から、抜群の歌唱力でオーディエンスを圧倒したバラード「Change my future」といった最近の曲、さらには「TOKIO」「UFO」「め組のひと」といったカバーまで、倖田の魅力全開のラインナップでファンを楽しませた。オープニングの「TOUCH DOWN」では、美しいプロポーションが際立った衣装とアラビアンなダンスで“エロカッコイイ”ステージを演出した。大人なドレスに着替えるとバラードやポップな曲でアーティストとしての歌唱力をアピール。そしてエンディングは強烈なダンスサウンドで会場全体を熱狂の渦に巻き込んだ。
そして、2020年、デビュー20周年のアニバーサリーツアーとして開催された「KODA KUMI 20th ANNIVERSARY TOUR 2020 MY NAME IS...」も続けて放送。ライブ放送を前に倖田本人の一人語りで当時のライブにまつわるエピソードなども紹介する。デビュー20周年という記念すべき2020年がコロナ禍真っ只中だったこともあり「なんてツイていない、と思った」という本音や、周囲のアーティストがライブを取りやめるなか自身もアニバーサリーツアーをやるべきか悩んだこと、ライブを行うことを決めたものの、これまでに経験したことがない状況で迎えるステージを前に「前日まで眠れなかった」という当時の思い出も披露する。
【編集部MEMO】
倖田來未は、1982年11月13日生まれ、京都府出身。