米Appleは10月30日(現地時間)、「MacBook Air」のベースメモリを8GBから16GBにアップグレードした。価格は、13インチM3モデルが164,800円から、15インチM3モデルが198,800円から、13インチM2モデルが148,800円からと据え置かれている。


Macのベースメモリは2016年に4GBから8GBへの移行が完了して以来、MacBook Air、iMac、Mac miniといった一般向けのMacでは8GBが標準とされてきた。

Apple Silicon世代のMacは高速なSSDを活用することで、少ないメモリでも一般的な用途には十分な性能を発揮する。しかし、「Apple Intelligence」のような生成AIモデルを使用するワークロードではメモリへの要求が高まる。10月最後の週に発表されたiMac、Mac mini、MacBook Proは全て最小メモリが16GBとなっており、Appleは将来の耐用性を見据えてベースメモリを16GBに引き上げたと見られている。

MacBook Airが16GBからになり、11月8日にiMac、Mac mini、MacBook Proの新製品が発売されれば、全てのMacが16GB以上のメモリを標準搭載することになる。
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