29歳最後の日に撮った夕日の写真が印象的「エモかった(笑)」
今年デビュー15周年、そして、2月12日に30歳の誕生日を迎えた女優の川栄李奈が、8月22日に『川栄李奈1st写真集 youphoria』(主婦と生活社刊)を発売する。同写真集は、夏のオーストラリア・メルボルンで撮影。歴史を感じる街並み、開放感あふれるビーチや心地良い自然の中で、ナチュラルにオフを楽しむ姿を閉じ込めた。川栄にインタビューし、撮影エピソードや写真集に向けた体づくりについて話を聞いた。
――1st写真集においてこだわったことを教えてください。
表紙を自分で選ばせてもらったり、中身の写真も全部お任せではなく、載せてほしい写真を提案させてもらったりしました。場所も夏が良かったので、スケジュール的に2月に撮れるとなって、プライベートで初めて旅行に行ったのがオーストラリアだったということもあって、オーストラリアにしようということになり、せっかく行くなら誕生日を向こうで過ごそうということで、29歳最後の日と30歳最初の日が全部詰まった一冊になっています。
――プライベートでオーストラリアを訪れたのはいつ頃ですか?
23歳頃だったと思います。お友達と遊びに行きました。それまでお仕事でしか海外に行ったことがなくて、「どこに行く?」と話していて、その時も日本が冬だったのでオーストラリアに行くことになりました。
――再びオーストラリアに降り立っていかがでしたか?
プライベートではシドニーを訪れ、今回はメルボルンだったので、場所は違いましたが、ご飯もおいしいですし、天候もずっと良かったですし、すごく楽しかったです。
――特に印象に残っている撮影エピソードを教えてください。
29歳最後の日に撮った夕日の写真があって、夕日が沈むのを待って撮ってもらったのですが、29歳最後の日に夕日を見るというのはエモかったです(笑)。すごく素敵なカットを撮ってもらいました。
――夕日を見ながらどんなことを考えていましたか?
本当にきれいだったので、見入ってしまっていました。
――撮影に向けて準備したことがありましたら教えてください。
2カ月ジムに通い、あとピラティスをずっとやっていたので、ピラティスも通って。週4でジム、週1でピラティスに行くという生活をしていたので、めっちゃ忙しかったです。
――ジムとピラティスの成果は実感できましたか?
体重も4キロぐらい落ちたんですけど、見た目を重視していて、ジムの方にも「写真集を出すので痩せたいです」と言って、かなり追い込んでやってもらいました。もともと私はガリガリにはならないタイプなので、ガリガリではなく健康的な感じになって、カメラマンさんたちが「ガリガリじゃない方が映える」と言ってくださったのがすごくうれしかったです。
――特に頑張った場所は?
二の腕がすごくつきやすかったので、ジムの先生に特に集中的にお願いしました。
――写真集をきっかけにご自身の理想的な体に?
そうですね。今は2キロぐらい戻ってしまいましたが、健康的な生活を2カ月続けられてよかったなと思っています。
表紙ですっぴんを披露「素も見られるというのを伝えられたら」
――完成した写真集をご覧になった感想もお願いします。もう満足です。大満足の一冊ができました!
――見る方にはどういう風に楽しんでもらいたいですか?
すっぴんだったり、メイクをしてもらったり、水着やランジェリーなど普段見られないものも詰まっているので、そういったところを楽しんでもらいたいなと。29歳と30歳という両方が詰まっているので、この1冊ですべてがわかるのではないかなというものになっていると思います。
――表紙の写真はすっぴんとのことですが、抵抗はなかったですか?
特になかったです。カメラマンさんがすごくうまく撮ってくださって、素敵な写真になってうれしかったです。
――表紙にこのカットを選んだ理由も教えてください。
あまり作り込んでいないものがいいなと思い、素の部分も見られる写真集になっているというのを伝えられたらという思いもあってこの写真にしました。
――最後にファンに方にメッセージをお願いします。
今回の写真集もそうですが、ファンの方がいてくれるからできることがたくさんあるので、今まで応援してくださった方に恩返しできるように、作品にたくさん出たり、皆さんを感動させられるような芝居ができたらいいなと思っています。イベントとかで定期的にお会いできたらいいなとも思っていますし、応援していて楽しいなと思ってもらえるような人でありたいなと思います。
■川栄李奈
1995年2月12日生まれ、神奈川県出身。2010年7月にAKB48第11期研究生オーディションに合格し、同年11月に公演デビュー。2015年8月にAKB48を卒業後、女優として活躍。2021年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でヒロインの1人を演じて注目を浴びた。そのほか、近年の出演作に、大河ドラマ『青天を衝け』(21)、ドラマ『知ってるワイフ』(21)、『親愛なる僕へ殺意をこめて』(22)、『となりのナースエイド』(24)、『ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー』(25)、映画『地獄の花園』(21)、『変な家』(24)、『ディア・ファミリー』(24)など。
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