「選んでいただいた方々に少しでも恩返しができるように」

女優・モデルとして活躍中で、キングコング梶原雄太の長女としても人気を博している梶原叶渚。10月18日に「ミスセブンティーン2025」選出が発表され、『Seventeen』専属モデル入りを果たした。25日に東京・葛西臨海公園で開催された「INTERNATIONAL SDGs FES in EDOGAWA 2025 supported by TGC」(「SDGs FES」)に出演した梶原にインタビューし、『Seventeen』加入の思いや今後の抱負などを聞いた。


「SDGs FES」にて、屋外ランウェイで堂々としたウォーキングを披露した梶原。「一度屋外のイベントに出演したことがありましたが、それでも慣れなくて緊張しましたが、開けた空間できれいな空気も吸えて、お客さんとの距離も近くて、楽しく歩けました」と振り返る。

モデル、ドラマ、バラエティなど幅広く活動しているが、最近の活動で印象に残っていることを尋ねると、「ミスセブンティーン2025」選出を挙げた。

母親が『Seventeen』が好きで一緒に見ていたそうで、憧れの雑誌の専属モデル入りを果たし、「ずっと見る側の人間でしたが、届ける側の人間になり、これからどんどん成長していけるよう、選んでいただいた方々に少しでも恩返しができるように頑張っていきたいと思っています」と意気込む。

専属モデルとしての最初の撮影でも多くの学びがあったという。

「先輩のモデルさんの撮影を見学させていただいたんですが、決めすぎてない自然な感じなのにすごくかっこよくて、気を抜いている瞬間がなくてすごいなと。自分もこうなれたらなと思いました」

10月18日に開催された「Rakuten GirlsAward 2025 AUTUMN/WINTER」で「ミスセブンティーン2025」としてお披露目されたが、その後、家族や友人たちからお祝いの言葉をたくさんもらったとうれしそうに明かす。

「あまり友人や家族からお仕事について話をされることが少なかったんですけど、ミスセブンティーンが決まったときは、父も母もすごくお祝いしてくれて、お仕事が落ち着いたらケーキを食べようって約束しています。父はそういうことに疎いんですが、『Seventeen』は父でも知っているので「すごいな」と(笑)。お友達も、イベントが終わって登校したらたくさん『おめでとう!』と伝えてくれて、いい人がいっぱいだなと思いました」

また、父はただ祝福するだけでなく、気を引き締めるような言葉もかけてくれると感謝する。

「母はすごく褒めてお祝いしてくれるんですけど、父は『すごいじゃん』よりも『これからだぞ』とか『頑張れよ』と言ってくれるので、それでまた前を見て気合を入れられるなと。すごくいいバランスだなと思います」

憧れのSeventeenモデルの言葉を大切に「考えすぎず楽しもう」

『Seventeen』専属モデルで憧れている人は入江美沙希とのこと。


「マイナビ TGC 2025 S/Sでのs**t kingzさんプロデュースのダンスでご一緒させていただき、『TOKYO GENERATIONS COLLECTION』でも一緒にダンスを踊らせていただいたのですが、モデルとしても完璧な方ですし、一緒にお話をしていても外見から内面まですごく素敵な方で、憧れています」

ダンスで共演したときに入江からもらった言葉を今でも大切にしているという。

「『失敗したらどうしよう』とすごく緊張していて不安でしたが、『楽しんでやれば大丈夫だよ。楽しんでいたらそれがきっとお客さんにも伝わるから』と言ってくださって。母からも『真面目で完璧主義なところがあるから、ちょっとは気を抜いていいんだよ』と言われていたので、その言葉をいただいてから、たくさん考えすぎず楽しもうというのを思い続けています」

そして、「『Seventeen』モデルとしての姿を磨きたい」と抱負を語る梶原。

「『Seventeen』専属モデルって私にとって大きな看板ですし、すごい大きな言葉だと思っています。それをプロフィールに書いている以上、ふさわしい人間でいたいと思っています」

『Seventeen』で叶えたいことを尋ねると「表紙」を掲げた。

「今は『Seventeen』にいられることが幸せすぎて、心がワクワクしていて、先のことは考えられてないですが、この前に別の雑誌(『Cuugal』)のイメージモデルをさせていただいていて、そのときに表紙を何度かさせていただいたんですが、私自身もうれしかったですし、応援してくださっている方々も自分のことのように喜んでくださったりお祝いしてくださったので、『Seventeen』でもそれができるように自分の実力を磨いていきたいです」

美容面やスタイル面では、仕事の前に期間を決めて食事など気をつけるようにしているという。

「ずっと食べないのは苦しいので、期間を決めて、お仕事の前は食べすぎないようにしたり、前日は塩分をなるべく取らないように心がけています。お友達と遊ぶときは遠慮されるのも嫌なので同じものを食べますし、食べるときと食べないときの自分の中でスイッチを作り、メリハリをつけることが大事なんじゃないかなと思います。あと、毎日ストレッチはするようにしています」

そして、将来的にどうなっていきたいか尋ねると「今すごくこれになりたいというものはなくて、本当に楽しんでできることをやりたいなと思っています。今のお仕事もすごく楽しくやらせていただいているので、将来大きくなったときも、この仕事が楽しいと思えていたら続けたいなと。楽しいことがとにかく好きなので、楽しんで何かやっていきたいと思っています」と語ってくれた。


■梶原叶渚
2009年7月31日生まれ、東京都出身。2024年5月にNHK夜ドラ『柚木さんちの四兄弟。』で女優デビューし、テレビ朝日『スカイキャッスル』(24)、カンテレ『僕達はまだその星の校則を知らない』(25)などに出演。2025年10月に「ミスセブンティーン2025」に選出され、『Seventeen』専属モデル入りを果たした。
編集部おすすめ