床に就く時間をしっかり決める生活習慣

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 糖尿病という病名に違和感を覚える機運が高まりつつある。「ダイアベティス」と言い換える案が浮上している。

もしかすると、こんな会話を耳にするかもしれない。


「先日係り付けのお医者さんに、ダイアベティスと診断された。」
「ダイアベティス?何それ??」
「むかしの糖尿病。」
「あっ、糖尿病ね。運動不足で食べ過ぎ?それとも飲み過ぎ??」

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確かに呼び名によって患者の生活ぶりや人柄を決め付けられたくありません。

糖尿病という病名がもたらす印象はなかなか消せない。自堕落な生活を送っている、いい加減な人と連想してしまうように解釈してはいけません。

病名を聞いて余計な詮索が働き、良からぬことを連想する人に言いたい。病気それ自体の特性や、予防上注意すべき関連事項を勉強しましょうと。

そこでおさらいです。

糖尿病に2つの型があることは、未だ十分に周知されていないのかもしれません。割合はどうあれです。不健康を引き起こす生活習慣や外部要因から引き起こされるのは2型糖尿病。さらに自己免疫(自己と非自己の区別が付かなくなって、自分自身の組織などを攻撃・破壊してしまう免疫作用)によって、インスリンを分泌するβ細胞が壊されてしまう1型糖尿病もあるのです。(※1)

糖尿病の増悪に伴う3大合併症のひとつ、糖尿性腎症に進行する恐れがある。

(※2)

そして人工透析治療を導入せざるを得ない場合も出て来るでしょう。

ちなみに人工透析は定期的に行う治療法で、その都度大量の水が必要になります。1日約70人の透析治療を行うには15トンの水を必要とするそうです。(※3)有事の際、透析治療を続けることが困難になる可能性が大いに考えられます。

こんな知識を持つことも、病気を防ぐために必要でしょう。

不健康な生活習慣に対する抑止力になると思うのです。

睡眠不足が肥満や糖尿病などを起こす要因でもあります。規則正しい生活を送ること。生活習慣病の予防策として欠かせない“態度”と言っても良い。

睡眠の取り方が悪いと生活習慣病のリスクが高まります。だったら、自分が満足できて、日中のパフォーマンスをストレスなく発揮できるための睡眠を取りたい。ちゃんと眠りを確保するためにはどうすればよいのか?

私は寝床に入る時間をしっかり守ること。

そして寝床に入ったら余計なことを思い起さないことを実行しています。そうすることで、ほぼ定時に目が覚めるようになります。ここ10余年目覚まし時計のお世話になっていません。叩き起こされるなんて絶対イヤですよね!不快な気分で起きたくありません!!

だから無理やり起こされる前に、自らがふとんから出てしまうのです。決めた時間に寝床に就くと、自ずと起床できるようになったのです。

物に頼り過ぎは良くありません。そのうちスマホもそう言われる時が来るのかもしれません。物が無くても健康維持・増進に役立つ生活習慣を身に付けましょう。

【出典】
(※1)一般社団法人 日本糖尿病学会ホームページ
(※2)健検公式テキスト増補改訂第2版 肥満は万病のもと
(※3)2024年1月19日読売新聞 緊急連載 能登地震 2

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

物に頼らない生活習慣の改善
岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。


今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

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