今回はにらについて書いていきます。
ニラは様々な料理に使われています。最もおいしい旬の時期は春です。春先の最初に伸びてきた葉っぱが一番柔らかく香りも強くて最もおいしいです。
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ニラに含まれる栄養、効果
ニラ100gあたり21kcal、とても低カロリーで多くの栄養が含まれています。
・βカロテン
疲労回復のために食べる食材として人気のあるニラですが、それはニラに多く含まれているβカロテンによる効果です。ニラに含まれるβカロテンは緑黄色野菜であるほうれん草よりも多く、抗酸化作用や体内で発生した活性酸素を取り除く効果や、体内でビタミンAに変換されることで粘膜を保護するという効果も期待ができます。
・アリシン
ニラの特徴である強い匂いのもとになるのが、硫化アリルの一種でアリシンと呼ばれる物質です。アリシンはニンニクやネギ類に共通して含まれる成分で強い殺菌作用を持っています。また、アリシンには疲労回復には欠かせないビタミンB1の吸収を高める効果が期待でき、胃液の分泌や発汗など代謝を良くするという働きもしてくれます。このため、ニラを多く食べることにより冷え性や神経痛などの改善にも効果があります。
・ビタミンK
ビタミンKには血液を固める働きがあります。怪我で出血した時など血を固めて止血を促す効果があります。また、骨を丈夫にサポートする働きがあるため、骨粗鬆症等の予防にも効果があるとされています。