肩や首のこり、だるさ、目の疲れなど、日常で感じる『重い疲れ』。

それを解消できる方法の一つとして『正しい入浴』をおすすめします。


入浴は誰でもできる最も優れた健康方だと言われています。

では、毎日お風呂に入るとどんな効果があるのかみていきましょう。

身近にある最も優れた健康法とは

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・温まって疲れが取れる

お湯に浸かると当然体は温まります。

これが温熱作用です。

皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、血流が良くなります。

それにより体内の老廃物や疲労物質の除去、コリがほぐれ疲れが取れます。


また、内臓の働きを助け、自律神経をコントロールする作用もあります。

腎臓の働きもよくなり、利尿作用がはたらきます。

・全身の血行が良くなる

お風呂でも、水圧を受けます。

この圧力で、足にたまった血液が押し戻され、心臓の働きを活発にし、血液の循環を促進します。

また、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させるため、空気を補うために呼吸の回数が増え心肺機能が高まります。

・気分がリラックスする

お風呂に浸かると、体重は約9分の1程度になります。


普段体重を支えている筋肉や関節は、その役割から開放され、緊張からくる脳への刺激が減少します。

見えない身体の負担を軽減することにより、心も開放されてゆくのです。

・睡眠の質が向上する

入浴効果による『疲労回復』によって、睡眠の妨げとなる原因を取り除いてあげることで、質の高い睡眠状態で眠りにつくことができるようになります。

また、温かいお湯に浸かることによって一時的に体温を上昇させ、緩やかな体温の低下とともに睡眠への導線を引くことができるので、ベストな眠りに入れるようになります。

世界196か国において、『毎日のように湯船に浸かる習慣を持つ国』は日本だけ。

日本が長寿大国になったのは、『毎日1回入浴』という習慣があったおかげと言われています。


【正しい入浴方法】

疲労回復にとって大切なのは、『血液循環』と『自律神経』そしてそのあとに続く『睡眠』。

疲労回復に関していうと、もっとも重要なのは『湯船に浸かること』なのだそうです。

最近ではシャワーだけで済ませてしまう人も少なくありませんが、それでは体温も十分に上がらず、静水圧や浮力の効果を得ることもできません。

お風呂がもたらす温熱効果や静水圧の効果がしっかりと発揮されないため、血液が循環せず、疲労回復効果も低くなってしまうというのです。

身近にある最も優れた健康法とは

① 温度は40℃で

温度は40℃が最適。『少しぬるい』と感じる温度という気もしますが、10~15分程度の入浴時間でも十分に体が温まるため血液の流れもよくなることになるといいます。

身近にある最も優れた健康法とは

② 全身浴で肩まで浸かる

かつて半身浴がブームになったことがありましたが、半身浴での健康効果はないのだそう。

半身浴では『温熱作用』の効果が半減してしまうので、しっかりと全身でお湯に浸かったほうが体は温まり、血流もよくなるということ。

つまり半身浴より全身浴のほうが健康効果は高いので、しっかり肩まで浸かることが大切です。

身近にある最も優れた健康法とは

③ 入浴剤でリラックス効果アップ

『硫酸ナトリウム』など、泡が出る『炭酸系』入浴剤は血管を拡張させて血流を改善させます。

自分のお気に入りの香りを吸い込むことでリラックス効果を高めることが可能です。

身近にある最も優れた健康法とは

④ 入浴後は、温熱効果を逃さない

お風呂から出たあと、裸でのんびりするのは厳禁。


お風呂で汗をかいたあと、扇風機や冷房で涼むのも基本的にはNG。

せっかく温まった体が冷めてしまい、血流のよい状態がすぐに終わってしまうからです。

[記事提供:芸能人が日本一通うApple GYM(アップルジム) https://applegym.jp/]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。