中国では「食べる丸薬」といわれるほど、植物性食品の中で栄養豊富なごま。なんと、およそ200万年前のアフリカのサバンナが発祥地といわれています。

当時「1頭の牛と交換してもごま1粒を手に入れ、栽培しようとした」というほど、貴重な食品だったとされています。

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そんな健康食品であるごまの効用は…

●動脈硬化の予防
●高血圧の改善
●貧血改善
●便秘・整腸
●美肌作り
●骨の強化
●疲労回復・夏バテ
●血行促進・冷え性改善
●老化防止
●抗ストレス作用

こんなにも万能なことが!

他にも素晴らしい栄養素があります。

・必須アミノ酸のそろった高タンパク食品
ごまのタンパク質には、必須アミノ酸(人間の体内で作り出すことができないアミノ酸)がバランスよく含まれており、しなやかな血管を保つように働くとされ、若さを保つにはもってこいの食材とされています。

・カルシウムは牛乳の11倍
100gのごまでいえば、カルシウムはチーズの2倍、牛乳の11倍にあたります。大さじ山盛り1のごま(10g)で1日の所要量(600mg)の20%はまかなえる量です。カルシウムは、歳をとるともろくなりがちな骨を丈夫にし、骨粗鬆症を予防するといわれています。

また、抗ストレス作用も期待できるとされています。

・80%はリノール酸とオレイン酸
ごまの成分の約半分は脂質(油)ですが、その脂肪酸の80%は、リノール酸とオレイン酸など不飽和脂肪酸が中心です。これらの脂肪酸はコレステロールの血管沈着を防ぐ作用があるといわれています。体にいい油ですが、カロリーの摂りすぎには注意しましょう。

・ミネラルやビタミン豊富
カルシウム、鉄をはじめとして、リン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルもたっぷり含まれ、肌にツヤを与え、白髪の予防にも効果が現れるといわれています。ビタミンB1は疲労回復に、ビタミンB2は疲れ目などに作用するといわれています。

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・抗酸化物質セサミンに注目
グマリグナンはごま全体の約1~1.5%しか含まれていませんが、非常にパワフルな抗酸化物質です。この抗酸化作用により、老化の進行のスピードをゆるやかにし、またガンを予防するなどと期待されています。悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化を防いだり、肝臓機能を活性化させる作用もあり、肝臓病や二日酔いに有効だといわれています。

つまり、ごまは、動脈硬化、脳梗塞、高血圧、ガンなどの生活習慣病、肌質や視力減退などの老化、疲労といった日常生活に作用する欠かせない栄養素をたっぷり含んでいるといえます。

・ごまの活用法
ごまをすり潰すと濃厚で風味が出て、得られるごまの成分の吸収もよくなるとされています。
ごま和えやごま豆腐などは特性を生かした料理です。

サラダやごはんにトッピングしたり、日頃の料理にひと工夫加えてみましょう!

(参考文献)
瀬口正晴 八田一(編者)『食品学各論 第3版』,化学同人株式会社,2018年3月1日
青柳康夫 筒井知己(著者)『標準食品学総論 第3版』,医歯薬出版株式会社,2017年1月10日
深見悦司 『きれいになる ごまレシピ』,東京:成美堂出版,2000

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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