新型コロナウイルスの全国の新規感染者数が過去最多を更新する中、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長の再来日計画が浮上し、反発が広がっている。東京五輪開催前の7月8日に来日。

五輪関連の式典やイベントに出席する一方、コロナ禍にもかかわらず被爆地の広島市を訪問し、警備費を広島県と広島市に負担させた上、銀座をブラついて批判を浴びた。8月10日に帰国したばかりだ。

 『ぼったくり男爵』とも呼ばれるバッハ会長は東京パラリンピックに参加するため、再来日を計画。24日に開かれる開会式に合わせて来日する方向で、23日の来日が有力という。こう報じられて以降、SNS上では「バッハ会長」がトレンドワード入りし、非難の嵐だ。

「また来るのかよ。

また広島行って迷惑かけるのか?また銀ブラするのか?お前のために俺たちの金が無駄に使われてんだよ」
「くるな。もう一銭も血税を使うな。あんたの一泊分のお金で救える命がある」
「コロナで大変な状況の日本に再びやってくるなんて、先の来日でよほどいい滞在をしたのだろう。バッハ氏本人も腹立たしいけど、受け入れる側にも疑問しかない」
「Go home!Never come again」

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 新型コロナの感染拡大で無観客開催が決まったパラリンピックの開催の是非をめぐっても、批判が高まっている。「この医療崩壊状況でパラリンピックだなんてトチ狂っている」などの書き込みとともに、「#パラリンピック中止」が拡散している。

「パラリンピック中止して、選手村を療養施設にし、確保している医療従事者をコロナ対応に回せ」
「即刻自宅療養者を減らせ!パラリンピック中止すればできる。

医療従事者もそちらに回せ」

 18日の新規感染者数は過去最多の2万3917人に達し、27都道府県で過去最多更新。直近1週間の人口10万人当たりの感染者数がステージ4の目安となる25人以上を上回るのは40都道府県に上り、沖縄県は311・56人、東京都は227・64人で感染爆発と言っていい状況だ。ステージ3目安の15人以上は6県しかない。パラリンピックを開催している場合なのか。

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