新庄BB(ビッグボス)の来場も話題となっている、札幌ドームで30日に行われる日本ハムのファンフェスティバルをめぐって、ファンの間で動揺が広がっている。

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 これは「25日に球団公式HPに発表されたエントリー選手に、西川、大田、秋吉の名前がなかったためです。

球団から自由契約となったため、当然といえば、当然なんですが、この日を楽しみに以前からチケットを購入していたファンからは『何で名前ないの!?」とショックを受けているそうです」(放送関係者)

 日本ハムは今月16日に、海外FA権を取得している西川遥輝外野手(29)、国内FA権を取得している秋吉亮投手(32)、大田泰示外野手(31)の3選手について来季の契約を提示せず、保留手続きを行わないと発表した。ノンテンダーFAともいわれ、選手側のメリットとしては、通常のFAに伴う人的保障と金銭補償が生じないため、移籍しやすくなる。一方で獲得先が仮に見つからなければ、日本ハムと再契約する場合にも自由契約からの再契約となることで、これまでの年俸額から大幅に下げられる可能性も指摘されている。

 一方、今週発売の「週刊文春」(12月2日号)が、当該選手3人に対して事前の協議なく、突然の「解雇」通告だったことを報じている。

 「秋季練習中に呼び出されて、稲葉GMによる一方的な通告だったそうです。事前通告なく『クビ』を宣告された選手たちは、全員憤っているとか。

高額年俸の選手を狙い撃ちにしたやり方ですが、チームの功労者に対しての仕打ちとしては非常に厳しい。選手たちの中にもフロントのこのやり方には反発している選手も多いそうです」(同)。表向きは新庄BBの就任で明るい話題にあふれている日本ハムだが、実情は稲葉GMによる「恐怖政治」でチーム内は揺れているという。

 例年の日本ハムのファン感といえば、日ハムの名物OBの岩本氏をMCに投手、野手に分れて様々なゲームを繰り広げるアットホームなものが定番だった。プレーとは違う素の姿が見られるとあって毎年好評を博しているが、そこに3選手はいない・・・。いずれにせよ応援しているファンにとっては、切なさが募るイベントになってしまいそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]