DeNAが、日本ハムを自由契約となった大田泰示外野手(31)を獲得することが分かった。複数球団が獲得への調査を進めていたが、争奪戦を制してDeNAへの入団が決定。
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悩める大田が決断を下した。日本ハムからまさかのノンテンダー契約(自由契約)を通告されてからちょうど1か月が経過した節目で、DeNA入りを決めた。日本ハムに移籍後は4年連続2桁本塁打をマークしている強打の右の外野手をめぐって複数球団が興味を示していたが、最後はDeNAを選んだ。本拠地の横浜スタジアムは東海大相模高時代、通算65本塁打をマークした思い出の場所でもある。
DeNAにとっても大田獲得で強力打線が一層パワーアップすることが期待される。
今季最下位に沈んだDeNAは今オフ、積極的なチーム強化を進めている。特に顕著なのは、コーチ陣に1998年の日本一メンバーを招へいしたこと。一軍首脳には石井琢朗野手総合コーチ、斎藤隆チーフ投手コーチ、鈴木尚典打撃コーチ、相川亮二バッテリーコーチが加わり、いよいよ本腰を入れて、98年以来の日本一を目指すともいわれている。その中で標的になるといわれているのが・・・。
「ズバリ、ヤクルトと巨人です。リーグ優勝を果たしたヤクルトには6勝17敗(2分け)、巨人には6勝12敗(7分け)とこの2チームには大きく負け越しているとあって、何とか勝ち星を上積みしたいところでしょうね」(放送関係者)
宿敵、巨人対策には大きな味方も得た。今季まで巨人に在籍した石井コーチと相川コーチがそろって今オフ、移籍。「石井コーチは巨人でも野手総合コーチを務めており、各ナインの情報もばっちり頭に入っている。不調時の見分け方なども分かるだろうし、相川コーチも在籍時の情報を生かしてバッテリーミーティングに臨むことで、強力巨人打線の封じ込めは十分可能だと思います」(同)と下地は整ったと見ている。
大田が加わったことで、ますますパワーアップしたDeNAが来季のセ・リーグの戦いを面白くしそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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