「持ってない」清宮…2打席連発がまた空砲!主役を中田に奪われる
拡大する(全2枚)

 どうにも目立てない。今季の日本ハム清宮幸太郎内野手(23)は、活躍がチームの勝利に結びつかない。新庄監督がビッグな期待を寄せる大砲だが、打つ時は決まって負け試合ばかり。ひとことでいえば、今年の清宮は「持ってない」のだ。

【関連記事】「クジに外れて万々歳」ドラフト抽選負けが今思えば最高だった奇跡の男たち

 1試合2発を放った28日巨人戦(札幌ドーム)は、まさに典型だった。先発シューメーカーから4回に先制5号、6回にも6号を放ち、プロ2度目の2打席連発を記録。注目の巨人戦で美しい放物線を2本描き、スポーツ紙1面に取り上げられてもおかしくない内容だが、試合は4ー8の逆転負け。主役の座は、12球団からの本塁打を記録した巨人中田翔内野手(33)に奪われた。

 開幕戦で放った今季1号も、ソフトバンクに敗れて空砲に。楽天岸から自身初の2打席連発を記録した5月5日の試合も、チームの逆転負けでメディアの扱いは小さかった。そもそもリーグ最下位チームが勝つ確率が低いことが根本的な問題だが、原因はそれだけでない。

 清宮の今季6発はすべてソロ。裏を返せば、本塁打は1点なら仕方ない場面で打たされ、走者がいる場面ではことごとく抑えられている。得点圏打率が2割弱と低く、チャンスでの勝負強さと確実性が課題だ。

 ヒーローになるチャンスもあった。23歳の誕生日だった25日ヤクルト戦(神宮)では、9回表に勝ち越し打を放ってガッツポーズ。バースデー殊勲打を飾ったかと思いきや、まさかの逆転サヨナラ負け。清宮は9回に三塁走者として、ダブルスチールのスタートが遅れて本塁憤死していた。際どい判定に、清宮はベンチに向かってリクエストをお願いしたが、新庄監督は拒否。「あんなミスをしてたら一生、上に行けない」とビッグボスの怒りを買う結果になり、翌日はスタメン落ちした。

 ブレークの気配を漂わせながらも、活躍が続かない。快音が久々に響いても、勝利が伴わないため、活躍がそれほど印象に残らない。清宮は「もっとコンスタントに打てるように。波をなくしていきたい。勝たせるバッティングをしたい。いいところで打てるように、やっていきたい」と足りないものを自覚している。チームを勝利へと導く「持ってる男」になることを誓った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

この記事の画像

「「持ってない」清宮…2打席連発がまた空砲!主役を中田に奪われる」の画像1 「「持ってない」清宮…2打席連発がまた空砲!主役を中田に奪われる」の画像2